• Interview

Creator's File Vol.12 - Yooo / ファビュラスちゃん (from Roundex Record)

sonoを使っているアーティストやDJの皆さんへのインタビュー企画、12回目は福岡でテクノレーベル「Roundex Record」を主催するDJ/トラックメーカーのYoooくんと、フォトグラファーでもありレーベルのマーケティング全般に関わるファビュラスちゃんのお二人に突撃です!
毎月のように楽曲をリリースしてパーティーの開催をし続ける「Roundex Record」が生まれたきっかけや、主催のお二人の音楽的バックグラウンド、レギュラーパーティーやこれから予定する活動について、詳しくお話を聞きながら深掘りをさせていただきました。

Yoooくんとファビュラスちゃん、それぞれの音楽遍歴

mimy: お二人は長いこと一緒に活動していらっしゃるんですか?

Yooo: 初めて会ったのは2021年です。

mimy: そうなんですか、意外と最近なんですね!

Yooo: そうですね、2年ちょい前くらいです。2年半くらい。
実は、仕事でたまたま隣の席だったっていう。

ファビュラスちゃん: Yoooくんが私の職場の隣の席に座ることになって、最初は好きなアニメの話とかをしていたんですけど。
ある日カレー屋で一緒にカレーを食べてた時にめちゃめちゃ良いテックハウスが流れてたので「こういう曲好きなんですよね」って話して。「マジ?」みたいな感じから話が広がった気がします。

mimy: それでは、お仕事で出会うまではそれぞれで自分たちの活動をしていらっしゃったんですか?

Yooo: 僕は東京で、今とは違う名前でDJを7年くらいやっていました。
そこからブランクがあって。

mimy: テクノやテックハウス系のDJだったんですか?

Yooo: ミニマルがメインでした。
ミニマルとテックハウスと、あとパーティによってはプログレやったり。

mimy: そうだったんですね。ファビュラスちゃんは?

ファビュラスちゃん: DJは一切せず、ただとにかくクラブのカルチャー、特にミニマルテクノのカルチャーが好きで、イベントのオーガナイザーやカメラマンなどDJ以外の役回りで何かしら手伝ったり参加したりしてたけど、その後やっぱり7年くらいブランクがあって。
ただのリスナーの時期のほうが長いですね。

mimy: それぞれクラブミュージックに興味を持ったきっかけは?

Yooo: 僕はSystem 7がすごい好きで、そこから四つ打ち人生がスタートしました。
幼少期にSystem 7を知って「カッコいい」と思って、それ以来四つ打ちはずっと聴いてたんですよ。
DJになったきっかけは、すごく鮮明に大きいトリガーがあったというよりは、機械をどうしても触ってみたくて始めた感じです。

ファビュラスちゃん: 私のほうは、小さい頃から親のCDのコーナーにUnderworldやKraftwerkのアルバムが入っているような家で育ったんですよね。
小中学生の頃はバンドを追いかけてるタイプで、UKのロックやパンクとかも聴いてたんですけど、だんだんテクノを一番長く聴くようになって、電気グルーヴやYMOなどいろいろ聴いてました。
決定的に大好きになったのは、UnderworldのBorn Slippyあたりです。
すぐライブに行ける環境で育ったので、高校生の頃「これを現地で聴くためにはどうしたらいいのか」というところでクラブを知り、周りの大人たちに着いていって初めてクラブに行きました。

Yooo: ファビュラスちゃん、東京生まれ東京育ちなんですよ。

ファビュラスちゃん: 環境もあったと思う。

Yooo: 恨めしいですよね笑

ファビュラスちゃん: 「このバンドはいつどこで聴けるのだ」という思考にすぐ走るのは、住んでた場所や親が与えてくれた環境なんだなって、今になって思います。

Yooo: 僕は大学が九州で、就職で東京に行ったんですけど、仕事で相当頑張ってたら人の前に立つ仕事が増えてきて、「疲れたな」と思って博多に帰ってきました。

mimy: そうだったんですね。
Yoooくんのプロフィールを拝見したんですが、音楽面では幼少期からクラシックピアノをされていたとか。

Yooo: ピアノやってました。両親の仕事の関係で音楽とデジタルの環境が揃っている環境で育ったんです。だから、気付いたらDTMのソフトが家にある状態で。
高校生のときはバンドをしてて、Finale(フィナーレ)という五線譜を作るソフトを使ってオリジナルの曲を書いてたんですよ。

mimy: バンドですか。担当楽器は何だったんですか?

Yooo: ベースやってました。
バンドでオリジナル曲のデモを作って渡してたのがDTMに触れるきっかけでしたね。

mimy: ファビュラスちゃんは、クラブには遊びで行くというよりも純粋に音楽が好きで行ってた感じなんでしょうか。

ファビュラスちゃん: いろんな子がいろんな目的で行ってるのを知ってたから、色んな使い方をしてました。
合コンのノリで行く子がいるときはそのモードで着いていき、好きなDJの出る日や「今日はハウスだ」という日はひとりで行く。お洒落して集まるパーティーは、新しい服を買い込んで気合入れて行く、みたいな感じで。

Roundex Recordの誕生秘話

Roundex Record Web Site

mimy: それから福岡に来て、Yoooくんとたまたま職場で知り合って、テックハウスの話をした時点で意気投合したということなんですね。

ファビュラスちゃん: なんだかんだ喋る機会が増えたというか。
何かのときにYoooくんが昔作った曲を聴かせてくれて、それがむちゃくちゃカッコよかったんですよね。
それをあまりにも聴きすぎて、「(この才能は)世の中に知らしめたほうがいい」といつも騒いでおり、結構強引に「出せ」って言ってた気がします。

TIMBER / Yooo
ファビュラスちゃんがYoooくんの才能に惚れ込むきっかけとなった曲。

mimy: そこからレーベルを始めることになったんですか?

ファビュラスちゃん: 「せっかく出すなら、レーベルで出したほうがカッコよくない?」みたいな感じで。
やるんだったらウェブサイトもレーベルの名前も必要だし、コンセプトを決めて、「SNSのアカウントも必要だよね」とか言って、全部ひと揃いで作って。
ちゃんとリリースしてみようとなってからは、今の活動とあんまり変わらない。最初からきっちり作って始まりました。

mimy: 「Roundex Record」というレーベル名の由来は?

Yooo: 単語として「round」を使いたかったんですよ。
「いろんなジャンルできたら良いな」とか「将来的に関わる人は増えていくだろうな」と思ってたので、皆んなでちゃんといろいろ回していく、という意味で。
でも「Round Record」だと何か口ざわりが悪い気がしたので「Roundex Record」になりました。
「ex」に実はそこまで意味を込めてないんですけど、エトセトラ的な。

音楽レーベルを運営することの難しさ、大変さ

mimy: レーベルを続けられて、難しかったことや大変だったことには、どういうことがありましたか?

Yooo: 僕はやっぱりスケジュール管理かな…。すごい大変。
楽曲制作・レコーディング・マスタリングを僕が担当してるので。

mimy: 昼間お仕事をしながらですよね。

Yooo: そうですそうです。

mimy: 曲を作ってリリースしてパーティーして、といろいろな活動があると思うんですけど、どのくらいのスパンで動いてるんですか?

Yooo: 全くリリースがない月って多分、1年に2ヶ月くらいしかないんじゃないかな。

ファビュラスちゃん: 2年に2ヶ月しかない。

mimy: それは大変でしょうね!

Yooo: だからスケジュール管理をすごく大事にしていて、皆んなには「何日までにやってね」って結構バッファを持たせて言ってるんですけど、ほぼほぼ全員守ってくれないのが悩みですねw
去年の年末に「お前らいい加減にしろよ」みたいなこと言いました笑

ファビュラスちゃん: めちゃめちゃ怒られました。「平気で納期を踏み抜くんじゃねえ!」って。

Yooo: 「踏み抜くにしても一報よこせ」って言いました。

mimy: 報連相、大事です笑
レーベルのマーケティングはファビュラスちゃんが担っているのですか?

ファビュラスちゃん: そうですね。
とはいえ、私の動きはYoooくんが作っていくスケジュールに合わせて自動的に決まっていくので、そこはあんまり悩む必要がなく、「作られたものに対しての最適なタイミングで、最適なことをするのみ」と思ってはいます。踏み抜くけど。
悩むのは見せ方の部分ですね。制作の人から渡されたものを、ただ配信しているだけでは、やっぱり聴いてもらえないし。
人からの興味を惹きつけるためには、深刻そうな雰囲気のジャケットで見せたり、明るい雰囲気なら明るい感じの言葉を添えたり。「どうやって見せていったらもっと多くの人に聴いてもらえるのか」というのは、ずっと悩んでます。

mimy: ファビュラスちゃんは写真も撮っていらっしゃいますよね。

ファビュラスちゃん: 写真を撮るときはもう、絵コンテつくったりあの手この手で考えてますw
Yoooくんが作っている曲を聴かせてくれるので、撮影前に「こんな感じの光で写真を撮っておいたら使いやすそうだな」みたいなことを考えますし、YoooくんはYoooくんで「こういう感じで行きたい」というイメージを作ってきてくれるので、それをちゃんと受け取るために私が拾いに行く。そういうところが難しいです。

mimy: なるほど。

ファビュラスちゃん: 「カッコいい」って一言で言っても、いろんな「カッコいい」があるので。
私の思ってる「カッコいい」とYoooくんの思ってる「カッコいい」も違うし、Quraくんが私とYoooくんの真ん中で「カッコいい」って一緒に言ってたとしても、Quraくんの感じてる「カッコいい」が違うかもしれないし。
「かわいい」も、メンバーのyuzuちゃんと私がふたりで「かわいいよね」って言ったとしても、Yoooくんがその「かわいい」をわからないときもあるわけで。
その間で理解していくというか、ちゃんと聴いて、今流行ってる曲も知っておいて、「この人はこの曲を聴いてるから、今こんな曲を作っているのかもしれないな」というのをキャッチしていくのはすごく難しいなと、ずっと思ってます。

mimy: 自分ではキャッチしてると思っていても、実は「全然違った」ということもありますか?

ファビュラスちゃん: めっちゃあります。

mimy: そういうときは、どうやって折り合いを付けるんでしょうか。

ファビュラスちゃん: 「自分はこう思った」「作った人はこう思ってる」「ということは、こういうふうに受け止める人もいるのかな」という感じで、自分の中で見え方のバリエーションを増やしていきます。
そして「こういう人もいるんだったら、こういう見せ方もしといたら」みたいなことをYoooくんにぶつける。

mimy: お互いに引き出し合ってるような関係なんですね。

122BPM縛りのRoundex Recordレギュラーパーティー「122」

2023年11月10日にNOMATAで開催された、Round Record主催パーティー「122」。

mimy: 定期的にやってるパーティーはありますか?

Yooo: キワキワ、キレッキレなやつが1個あって。

ファビュラスちゃん: 「122」というのを頑張ってやってます。122BPM縛りのパーティーです。

mimy: 私も以前遊びに行った、NOMATAで開催されてたパーティーですね!あのときはT.B.さん(Siguiente Tecnologiaの)SHOさんも一緒に出られていましたが、お店は毎回変わるんですか?

ファビュラスちゃん: NOMATAの前は、(福岡の天神北にある)Bar hz(ヘルツ)でやらせていただいていて、次回はまたhzにしようかと考えてるんですけれど。
そのときの雰囲気や、関係性が出来て開催させてもらえるところがあれば、場所を変えていくのもありかなと思っています。

mimy: なんで122BPMが良いんですか?

Yooo: これはあれですね、酔っ払いの妄言です笑
BPMって曲の雰囲気を決めるものではあるけど、それだけじゃない、そうじゃない要素が大きいなと思ってるんです。でも、仮にBPMだけで判断したときに、自分が一番聴きたいというか心地良いのって122だなと感じたんですよね。
124だと結構激しめのハウスもいけちゃうけど、122ってちょっと落ち着くものが多いじゃないですか。
それをテーマにすると、122で落ち着かない人が出てきても面白そうだなと思って。
酔っ払いながら皆んなで「124とか125が良いよね」って話してたときに、僕がボソッと「122が良いな」って言った瞬間、皆んなが一斉にめっちゃ合意してくれたんですよね。
それで、8割がた悪ノリで始めたのが「122」です。

mimy: オリジナルのテンポが122じゃない曲も122BPMにして流すということですか、それとも最初から122BPMの曲だけを選んでやるんですか?

Yooo: 前者ですね。

mimy: 前者ですか。では、ずっと122BPMでテクノとかハウスとかいろんなタイプの音楽がグラデーションで変わっていくような。

Yooo: そうです。で、毎回一人は「この人は122やらんやろ」みたいな人を絶対呼んでもらってます。僕からのリクエストで。

mimy: 普段はバッキバキの速いやつをやる人とか?

Yooo: そうそう。サイケの人あたり。

mimy: なるほど、意外性があるの良いですね!

Yoooくんの意外な面が垣間見える!ファビュラスちゃん主催の「歌謡曲ナイト」

mimy: 他にもご自身たちで主催しているパーティーはありますか?

ファビュラスちゃん: 私が昨年から「歌謡曲ナイト」というのを始めてまして。
そっちは最近のお客さんの感じを見ていて「渋い系の歌謡曲ナイトに行きそうだな」と感じつつ、模索中ではあります。

mimy: 歌謡曲ナイトは今まで何回やったんですか。

ファビュラスちゃん: 突発開催で2回やっていて、次また「いつやろうかな」と考えてる感じです。

mimy: これまたどうして歌謡曲ナイトをやろうと思ったんですか?

ファビュラスちゃん: 私が歌謡曲を好きだというのが第一にあるんですけれど、Yoooくんが「J-POPでDJするのは苦手だ」って言ってたので、逆にそれをやったらめちゃめちゃ面白いんじゃないかなっていう、これも悪ノリですね笑

Yooo: 迷惑千万ですよ笑

mimy: ではYoooくんも一緒に出てる、と。

Yooo: 出てます。

mimy: なんだかんだ巻き込まれてる笑
選曲大変じゃないですか?どういう基準で曲を選ぶんですか。

Yooo: 大変ですよ。自分が好きなJ-POPを一応買い集めたりとか。乃木坂が好きなんで、2曲くらいは乃木坂を入れるようにしたりして、何とかやってますね。

mimy: そういえばT.B.さんも乃木坂好きって言っていたような。T.B.さんと話が合いそうですよね笑

Yooo: そうです、仲良いですよ笑

ファビュラスちゃん: あとは、YoooくんというかRoundex Record自体がテクノやプログレのプロっぽいというか、シュッとしたイメージなので。
「Yoooくんがかわいくて面白そうなことやってる」という絵を出したら、全国のYoooくんファンが喜ぶだろうなと思って、Yoooくんファンからの要望が来る前に勝手に始めておきました笑

mimy: どうですか、反響は。

ファビュラスちゃん: 興味深い、という反応する人が多く笑
「Yoooくんはこれかけるんか」みたいな感じの反響が来るんですよ。なので、Yoooくんから毎度「選曲すごい大変だった」って苦情が来るんですけれど、あんまり後悔してないです。

Conuresさんとの繋がりから、東京のパーティーにも参加

2024年1月6日にYoooくんも出演した「Munenori Ethereal Journeys -Release Party-

mimy: Yoooくんは1月に東京にも行ってましたよね。

Yooo: 行ってました。Munenoriさんのリリースパーティーに出てきました。

mimy: そうですよね。「そことここも繋がってたのか」みたいな感じで思ってました。
どういう繋がりだったんですか?

Yooo: 去年の6月にHOUSETRIBE DEEPでSiguiente Tecnologiaの曲のリミックスを出したんですよ。
その時にWOMBでやるHOUSETRIBEのパーティーにお呼ばれして、Conuresさんと知り合いになって。
それからConuresさんがちょこちょこ声をかけてくれるようになり、この前のMunenoriさんのリリパが行ける日程だったので、それにお邪魔してきた感じです。

Lie Down EP Remixes / Siguiente Tecnologia
Yoooくんもリミックスで参加している。

mimy: 去年の夏にConuresさんが福岡のKieth Flackに来ていらっしゃった時もご一緒でしたよね。
sonoを運営してるとアーティストやDJの皆さんのいろいろな相関関係が見えて、面白いなっていつも思います笑

2023年7月29日にKieth Flackで開催された「Horizontal House feat. KO KIMURA」では、YoooくんとConuresさんが一緒に出演していた。

Roundex Recordとしての今後の展望

mimy: 最後に、お二人が今後やっていきたいと考えていることをそれぞれお聞かせいただければ嬉しいです。

ファビュラスちゃん: (Roundex Recordの曲を)聴いてくれる人をもっと増やしたいですね。
SNSや紙媒体の広告でこちらからグイグイ行くのが正解なのか、それとも向こうから見つけてもらえる仕組みを作るのか、というのも含めて今年はいろいろ見直して、もう少し聴いてくれる人が増えたらいいなと思ってます。
何か新しいことをするというよりは、2年やってきたことを振り返り、必要なこと・もっとやらないといけないこと・やっても無駄だったことを棚卸しして、ブラッシュアップすることに注力したいです。

mimy: なるほど。Yoooくんはいかがですか?

Yooo: 今年は二つあるんですけど、ひとつ目はデモを受け付けて、いろんな人がRoundexから曲を出せるような環境を作っていきたいと思ってます。
大きいレーベルにデモを送るって、いろんな意味でパワーがいるじゃないですか。でもそうじゃなくて、もうちょっと気軽に出してもらって「一緒に良いものを作っていきましょう」というスタンスでできたら良いなと。
自己主張的な意味でそんなに声が大きくない人をちゃんと受け入れられるレーベルにしたいですね。
二つ目は、自分もジャンルの幅を広げたいなと思っています。Drum’n’Bassの曲やゴアっぽいやつとか、いろんな音を作っていきます。

mimy: そうなんですね!
このsonoという音楽メディアも、トラックメーカーやアーティストとレーベルを繋げられるハブになれたら良いなという気持ちで運営しているので、Roundex Recordでデモを募集される時は、ぜひsonoをご活用ください!

Yooo: ありがとうございます。(デモの受付ができるように)ホームページも変えたいと思ってるので。

mimy: リニューアルですね。そしたらまた、やらなきゃいけないお仕事が増えちゃいますね笑

Yooo: その辺はがっつりファビュラスちゃんが手伝ってくれるというか、「こんなことやりたい」っていう僕の荒いイメージを全部細かく拾って作ってくれるので、そこは割と期待しておきたいなと笑

mimy: ファビュラスちゃん、責任重大ですね笑

ファビュラスちゃん: そうですね、頑張ります笑

リリース情報

今回インタビューさせていただいたYoooくんの新曲がRoundex Recordからリリースされます!
気になった方はぜひチェックされてみてくださいね。

COSMOS / Yooo
release date: 2023.3.8
2023.3.1 Beatportプレオーダー開始

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