• Interview

Creator's File Vol.05 - Junes K

sonoを使っているアーティストやDJの皆さんへのインタビュー企画第5弾。
今回は、2019年にOTAIRECORDSのビートグランプリCLASH優勝以降ビートメーカーとしてめざましい活躍をされているJunes K氏を特集します。
今年6月28日には最新アルバム「JUN-21K」をリリースされたばかりのJunesさん。
7月に福岡のKieth Flackで開催されたOILWORKSのイベントにライブ出演された際にインタビューのオファーをしたところご快諾いただき、今回たくさんお話を伺うことができました。

父親の聴いていた音楽に囲まれて育ち、いつしかギター少年へ

mimy: 先日Kieth FlackでOILWORKSのライブがあった際にJunesさんのCDを購入させていただいたんですが、早速聴きました!実は車でヘビロテしております。

Junes K: ありがとうございます。嬉しいです。

OILWORKSからリリースされた最新アルバム「JUN-21K」のカバーアート。

mimy: 以前購入したJunesさんのデビュー作も車で聴いてたんですよ。車で聴くのになかなか合います。

Junes K: 合いますか?
曲によってはリズムが不規則なので、BGMに合うのかな?と。

mimy: 私はすごく合うと思って聴いてますよ。Prefuse73とか好きなんですけど、それを彷彿とさせるような感じでめっちゃ良いと思いながら聴いてました。

Junes K: Prefuse73ですか。僕はあんまりわかんないので、聴いてみます笑

mimy: JunesさんもPrefuse73を聴いてるのかなと思いきや、そうでもなかったんですね。新鮮な驚きです笑

Junes K: 聴く音楽は結構偏ってるかもしれないです。「これ知らないの?」というのがあったり。

mimy: 私もそうですね。周りの人たちみんなすごく詳しいなとよく思います。
でも、Junesさんも私が全然知らない音楽を聴き込んでいるのではないかと。後ろの棚のところにあるのはCDですか?(インタビューはWebカメラを使ってオンラインで話しています。)

Junes K: そうですね。CDラックです。

mimy: 何枚くらいあるんですか?

Junes K: このCDラックは1000枚くらい入るんですが、割とスペース空いてますよ。
ここに置いてるCDは学生時代や社会人になった頃に集めたものが多くて、だいぶ前のCDです。最近はあまり買ってないですね。

mimy: 最近買っていないのは、音楽の聴き方が変わったからでしょうか?

Junes K: そうですね。やっぱり配信で聴くことが増えたので、CDを買う頻度も少なくなりました。

mimy: どんなCDがあるんですか。

Junes K: この棚にあるのはちょっと古くて。学生時代に聴いていたのはロックとかそっち系が多かったです。
中学時代はJ-POPを聴いていました。BUMP OF CHICKENとか。

mimy: 中学校のときは邦ロック少年だったんですか?

Junes K: 父親が聴いてた音楽の影響もありますね。
レコードもたくさん集めてたみたいなんすけど、でもCDが流通し始めてから売ってしまったので後悔してると言ってました。その分、CDはたくさん家にあります。

mimy: では、お父さんが聴いていたCDをそのまま聴いていた感じですか?

Junes K: そうですね。ロック、ブルース、ファンク、ソウル、ジャズの名盤みたいなものは大体家に揃ってて、家の中で流れていたのでよく聴いていました。
でも、子供の頃は正直言って大人が聴く音楽の良さがあんまりわからなかったです。だから逆にJ-POPをたくさん聴いて、「そっちのの方が良いよ」みたいに思ってましたね。
自分の世代だと、HOME MADE家族やBUMP OF CHICKEN、RADWIMPS、湘南乃風、ORANGE RANGEあたりをTSUTAYAで借りてきて、MDに入れて学校に持って行って聴くという感じです。

mimy: MD、懐かしいですね。
私が中高生だった当時はインターネットがまだ発達してなくて、大学生の頃にやっとダイヤルアップからISDNという時代だったので、ネットで音楽を聴くなんて考えられなかったんですが、Junesさんが20歳前後の頃はもうインターネットもガンガンの時代ですよね。

Junes K: 完全にガンガンですね笑
僕が子供の頃には父親が仕事で使うため家にパソコンがあったから、ネットでどんどんマイナーな音楽を知っていくような状態でした。

mimy: 良い環境ですね。
先日のライブの際はギターを弾いていらっしゃいましたが、中学生の頃から楽器も弾いていたんですか?

Junes K: ギターは高校時代からです。音楽の授業でアコギを触ることがあって、それが初めてかもしれないです。
でも、母親が持っていたアコギが家にあったんですよね。多分父親の影響だと思うんすが、母が一瞬だけギター教室に通ってすぐ弾かなくなったギターがあったんです。

mimy: それをJunesさんが使いだしたということですか。

Junes K: ギターはそこからずっとです。中学以降はやっぱりロックにハマっていったから。
最初は邦楽ロックで、おいおい洋楽ロック。ジミヘンとか。

mimy: バンドを組んだりもしたんですか?

Junes K: いや、周りに趣味の合う人があまりいなかったら、ずっと一人です。
音楽をやってるのも、ギター弾いてる人が数人いた感じで、全員ギターしかいないみたいな。

mimy: バンドにならないですね笑

Junes K: ならないです笑
だからバンド活動はせずに、ギターをただチョロチョロ弾いてるような感じでした。
ギターしか弾いてないから、曲を作ることもあんまり上手くできなくて、悶々ととしながらやってましたね。

mimy: カバー曲を弾いていたような感じですか?

Junes K: 何かの曲に合わせて適当に、ブルースっぽいのを弾いてみたりです。

CDジャケットやポスターを見るのが好きでデザインの道に進む

Junesさんのアート作品。

mimy: 高校を卒業してからは、デザイン系の専門学校に進学されたのですね。

Junes K: はい。
CDジャケットやライブのポスターを見るのがすごく好きで、見ているうちに自分もデザインをやりたくなったんです。
でもそのときはアートとデザインの違いもわからず、何も知らずに入った感じです。

mimy: やっぱりまだ高校を卒業して18、19歳くらいだったら、そんな違いなんてわからないですよね。

Junes K: アートとデザインって、全然考え方が違うじゃないすか。デザインは人に対して作るものだけど…。

mimy: 確かにそうですね。では、専門学校でデザインを2年間学ばれて、その後はずっとデザイン関係のお仕事をされていらっしゃるんですか。

Junes K: そうですね。新卒の頃は音楽ではなくデザインを頑張ろうとしていました。
出身は熊本なんですが就職先は福岡で、10人くらいの小さい規模だけれど、有名なデザインをしてる事務所に入って。
でも、そこでちょっと挫折しちゃったんですよね。周りはみんな仕事ができて気が利く人や要領の良い人ばかりなのに、自分は手先が不器用で。
しかも、パッケージデザインの会社だったので最初やらせてもらう仕事は梱包のような雑用ばかりだったんですが、全然綺麗にできないし時間もかかるし、そして女性も多い会社であんまり馴染めない感じになって、そこで別の会社に移りました。

mimy: なるほど。
社会人になってからすぐは、音楽ではなくデザインを頑張っていたのですね。
音楽は専門学校時代以降も、ギターを弾いたり聴いたりするだけで、曲作りはまだやっていなかったんでしょうか。

Junes K: そうですね、専門学校時代から社会人になって数年間は純粋なリスナーでした。当時は自分で音楽ブログも書いていましたね。恥ずかしいですが。

mimy: 聴いた曲の感想というか、レビューを書くわけですか?

Junes K: はい。レビューとかを書いたりしてました。

mimy: そうやってアウトプットできるのはすごいですね。

Junes K: すごいかどうかはわからないです。自分に取り柄がそれくらいしかないのかな。
だからマウントじゃないですけど、「俺こんなの知ってるぜ」みたいのがもしかしたらあったかもしれない。
でも、それによって趣味の幅がマイナーなものへ広がったという気もします。

mimy: アウトプットするためにもまた新たに曲を聴いたりするのでしょうか。

Junes K: ブログをやってたときはもしかしたらアウトプットするためというのはあったかもしれないですが、言葉にするのは苦手ながらも「とにかくこの良さを伝えたい」と思って、パワーで押しきってましたね。

mimy: そうやってアウトプットすることで、周りとの繋がりも増えましたか?

Junes K: どうなんですかね。やっぱり人と繋がるのは今でもあんまり得意じゃないと思います。
アメブロで書いていたんですが、ブロガー同士で繋がるというのはありましたね。

MASCHINEと出会い、手応えを感じて楽曲制作をスタート

Junesさんの愛機「MASCHINE」とPC。

mimy: 専門学校を卒業後デザイン会社に入って、そこから転職されたということですが。

Junes K: そうですね。デザイン会社をいくつか転職したんですが、3社目のデザイン会社がすごく残業が多かったんです。もっとも、デザイン会社は基本的に残業が多いんですが。

mimy: なるほど。

Junes K: 紙媒体は特に、納期が大変じゃないですか。
そのときに、ストレスの中「曲を作りたい」という衝動が出てきて、また音楽をやりたくなったんです。

mimy: ストレスの発散の場所が音楽の側に向かっていったわけですね。

Junes K: そのとき専門学校からの同級生でHip Hopを聴いてる友達がいて。
自分もずっとサンプリングミュージックを聴いていたので、「サンプリングだったら一人でも作れるから、それもありだな」と思い、それでサンプラーに興味を持ちました。

mimy: 確かに!サンプラーを使えば、バンドを組まずギター一本でも出来ますもんね。

Junes K: それで、サンプラーを使えばいけるんじゃないかなと思って(Native Instrumentsの)MASCHINEを買って曲を作ったら、「これ行けそうだな」という手応えがあったんです。

mimy: では、最初からMASCHINEだったんですか?

Junes K: そうです。楽曲を作りたい気持ちはずっとあったんですけど、ギターだけだと納得のいくものは全然作れなかったんですが。

mimy: それがMASCHINEを得たことによって、上手くハマったと。

Junes K: そうですね。

mimy: MASCHINEを使ったらすぐに出来るようになった感じですか?

Junes K: すぐにできましたね。サンプリングって、曲を作るのとはまた違うツールで。
曲作りはやっぱりキーやコード進行、メロディーを考えるのが必要だけど、サンプリングは元あるものを切って作るので全然違うというか。テクニックではなく感覚、自分のセンスで出来るみたいな。

mimy: なるほど。私もDTMで曲作りをやりますが、楽器演奏だとあんまり練習をしないからなかなか上達しないわけですよ、練習する暇もないし。でもDTMだったら、やり方さえわかればサクッと曲ができちゃうじゃないですか。だから自分には合ってるなと思ってるんですけど、その感覚に近いものがあるのでしょうかね。

Junes K: そうかもしれないです。

mimy: MASCHINEは単体で曲作りが出来るんですか?

Junes K: そうですね、MASCHINEだけで出来ます。MASCHINEって、ハードとソフトがあって。

mimy: 付属のソフトがありますよね。パソコンにソフトを入れてハードと繋いで作る感じなんですよね。
AbletonなどDAWは特に使わず作るんですか?

Junes K: そうですね、Logicは持ってますが、使わないです。

mimy: 私はめちゃくちゃLogicユーザーです笑

Junes K: Logic良いですよね。わかりやすい。

mimy: そうですね、私はLogicで慣れてるから、MASCHINEにも興味があるんですが、自分にうまく使いこなせるかな?とも思ってます笑
MASCHINE以外のサンプラーやシーケンサーなどは使わないのですか?

Junes K: 使ってないです。

mimy: 持ってもない?

Junes K: 持ってもない。

mimy: 興味もない?

Junes K: 機材、、、あんまり興味もない笑
エレキギターを一本持ってるけど、それも学生のときに買った一本だけです。アコギも親から借りパクしたし笑
それだけあればどうにかなるというか、「自分の持っているもので上手いことができたらそれでいいや」みたいに思っています。

mimy: 持っているもので工夫してというのは良いですよね。
マシンライブをやる人って、いっぱい機材を使いこなしててカッコいいなと思うんですけど、でも逆に変に浮気をせずシンプルな構成で突き詰めてやっていけるのも素敵だと感じます。私自身が中途半端にあれこれ手を出そうとして挫折してる人間というのもあって笑

Junes K: MASCHINEがたまたま合ったのかもしれません。自分には使いやすかったのかもしれないです。
逆に他のソフトとかだったら挫折してたのかもしれないです、わからないですけど。

ビートグランプリCLASHでの優勝と、OILWORKSからのリリース

ライブでのJunesさんの様子。

mimy: 曲を作り始めてから、今はOILWORKSさんでリリースを重ねていらっしゃいますね。どのようなきっかけがあったのでしょうか。

Junes K: ゆくゆくはどこかのレーベルから出したいなと思いながらビートを作っていて、ビートを作り始めたと同時にSNSも始めたんです。そこでTwitterを見ていたらビートグランプリCLASHというのを知って。

mimy: オタレコさん(OTAIRECORD)主催のビートグランプリですね!

Junes K: 当時はまだそんなにビートメイキングも出来なかったから、「ビートグランプリCLASHに出る」という目標があったほうが上達するかなという感じでやり始めました。そしたら運良くというか、ビートグランプリCLASHで優勝して。

mimy: すごい!

Junes K: それによって自分をアピールしやすくなったというか。楽曲のデモをレーベルに送るときにビートグランプリでどうのこうのとか書くと、ちょっと聴いてもらえるんじゃないかみたいな。
そのタイミングでOILWORKSにデモを送ったら、早速返信をいただいてリリースに繋がりました。

mimy: さすがですね。OILWORKSさんを選んだということですが、他の色々なところにもデモ音源を送ったのですか?

Junes K: 海外のレーベルにはいくつか送りましたが返事は来なくて。
日本のレーベルで出すならどこだろうと考えたときに、OILWORKSは同じ福岡で、サウンド的にも近い感じだったので、国内では一番最初にOILWORKSにデモを送りました。他は結局送らず、OILWORKSのみです。

mimy: 最初にOILWORKSに送って、そこでもう決まったと。

Junes K: そうです。

mimy: そうしてリリースされた最初のアルバムを私も買ったというわけですね。
アートワークも全部自分で描いていらっしゃいますよね。

Junes K: はい。

mimy: 私はOILWORKSさんのイベントにも何回か遊びに行っているんですけど、そのときもJunesさんのアートワークが使われていましたよね。

Junes K: フライヤーは、毎回ではないですが時々お手伝いしています。

mimy: ですよね。
OILWORKSさんで曲を出したときに、「デザインやアートも出来るならやってくれないか」という流れになったんですか?

Junes K: OILWORKSはビートメーカーのOlive Oilさんとデザイナー・アーティストのPopy Oilさんのご兄弟でされていて、フライヤーなどの制作は今まで殆どポピーさんが担当されていたんですけど、自分もデザインができるので「何かお手伝いできることがあったら」みたいな感じで話したら、「じゃあ今度のフライヤーをやってみる?」と。それで、ありがとうございます、ということになりました。

mimy: そうなんですね!他の方のプロダクトデザインをすることもあるのですか?

Junes K: あんまりないです。でも誘いがあれば、フライヤー作りとかはもう全然やります。

mimy: ライブに出演するのも、OILWORKSさんで曲を出すようになってからが初めてなのですか?

Junes K: ライブはそのくらいが初めてかな。
ビートグランプリCLASHが東京であったんですが、ステージに立って自分の音を鳴らしたのはそこが初めてですね。

mimy: 緊張しなかったですか?

Junes K: 緊張しかない!やっぱり人が多いところはあんまり得意じゃないです。

mimy: そのときは何人くらいの前でやったんですか?

Junes K: そのライブハウスはたくさんお客さんが埋まってたから、何人くらいだか、、、結構いたと思います。

mimy: そうなんですね。初めてのマシンライブが大勢の前だったと。

Junes K: ヤバいですね本当に。顔も無表情だったと思います。刻みもせず棒立ち。

mimy: なるほど。最初のライブがいきなり東京で、その後OILWORKSのイベントでもライブをするようになったんですね。
最近は久留米でもライブをされていらっしゃるようですが?

Junes K: はい。久留米でも時々誘ってもらってます。

mimy: OILWORKSでライブをしていたら、そっち側からも声がかかるようになったということですかね。

Junes K: そうですね。久留米の方がOlive Oilさんを呼ばれていて、その繋がりです。

mimy: そういえば、先日ライブでお会いした時に良いカフェがあるといって教えてもらった「井尻ベース」に行ったんですけど、あのお店でもライブされていらっしゃったようですね。

Junes K: はい。井尻ベースのライブにも出ました。

mimy: 今年の春頃にライブをした情報が井尻ベースのサイトに載っていて、井尻ベースのオーナーさんともお話したんですけど、Junesさんのことは「Junes K」と名乗る前から知っていたと仰っていましたよ。

Junes K: そうなんです。学生のとき、本当にギター少年だと思われてたときに頻繁に会っていたのが、少し前に10年ぶりくらいに会って。
フォロワーの方が井尻ベースで展示するというので初めて行ったら、店員さんの顔を見て、「あれ、もしかして?」と。

mimy: なんと、偶然だったんですね。井尻ベース、良いお店ですよね。

Junes K: いい空間ですね。

mimy: ライブスペースにしっかりしたサウンドシステムがありました。あと、アップライトピアノもありますね。
お店の方がレーベルもされていると仰っていて、そこのレーベルで出してる曲を聴かせてもらいました。

Junes K: あのお店の方は以前popmuzikというレコード屋を福岡の赤坂辺りでやっていて、電子音楽とか、アーサー・ラッセルとか、結構コアなものを取り扱っていたんです。
ロック系とかは多かったけどそういうレコード屋があんまりなかったところ、そこのレコード屋が自分の一番好みに合うところだったので、よく通ってました。

mimy: そういう繋がりだったんですね!

音楽を通して世界が広がる

Junesさんのカセットテープ作品「Space 30」。

mimy: 今後のご計画や、やっていこうと思っていらっしゃることはありますか?

Junes K: 今は新しくオープンする飲食店の店内BGMを頼まれていて、そういう仕事もいろんなご縁でいただいています。
あとは、自分の次の作品ですね。

mimy: 個展のほうですか?

Junes K: いや、音楽のほうです。

mimy: そうなんですね!日程はいつ頃ですか?

Junes K: 全然決まってない笑

mimy: では、決まるのを楽しみにしています笑
私はJunesさんとは個展で初めてお会いしたんですが、デザイン会社はもう辞められて独立していらっしゃるのですか?

Junes K: 独立と言っていいのかな。一応そうですね、会社は辞めて自分で仕事をしています。

mimy: 本職でデザイン関係のお仕事を行いつつ、その上でアート作品の個展も開催されていたという感じなんですね。
作品を作ったら、やっぱり世の中に出したいという欲求が生まれるのでしょうか。

Junes K: これもご縁というか、フォロワーの方からお誘いが来て個展を開催したんですよ。
音楽もそうですけど、SNSで作品をどんどん上げてるうちに、人からのお誘いが増えてくるようになりました。

mimy: すごい!

Junes K: 本当にありがたいです。

mimy: 最初のきっかけがTwitterで知ったオタレコさんのビートグランプリCLASHで、そこからまた繋がっていってというのがまた面白いですね。

Junes K: だから自分の計画があるというよりも、目の前の興味があるものを「やりたいな」と思ったらやっていく感じです。
でも、時々こういう(今回のインタビューのような)思いもよらないお誘いがあるのは本当にありがたいなと思います。

mimy: 私が以前からJunesさんとちゃんと喋ってみたかったので笑

Junes K: ありがとうございます。だから、そういうことを真摯に取り組んでいこうと。

mimy: 最近はTwitterやInstagramでギターの音源を上げられていらっしゃいますが、それは今のビートメイキングをギターのサウンドともっと融合させていく狙いがあるのでしょうか。

Junes K: ギターは一回挫折して再びやり始めたから、もうちょっと自分の納得いくところまでギターを弾けるようになりたいなというので練習をしています。

mimy: なるほど。今後ライブをするときも、ますますギターが活躍する場が出てくるのでしょうね。

Junes K: そうですね。結構飽き性というか、コロコロ変わっていくとは思うんですけど、今興味があるものにどんどん取り組んで行けたらと。

mimy: ではこれからも進化していくというところですね。今後のご活躍も楽しみにしています!

Junes K: ありがとうございます。

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