sonoを使っているアーティストやDJの皆さんへのインタビュー企画。
今回は第1弾ということで、sonoの3DCGコンテンツを手がけてくれている新潟在住のテクノトラックメーカー・KULARKsさんに、楽曲制作やDJを始めたきっかけやBlenderでの3DCG制作についてを色々と伺ってみました。
テクノとの出会いはKen Ishiiだった
mimy: KULARKsさんのsonoに載っているプロフィールを見てるんですが、新潟県村上市ご出身で、ずっと新潟にいらっしゃるそうですね。
KULARKs: 実はちょうど今日、NHKののど自慢大会を村上市でやっているという感じですね笑
mimy: 結構人の多い街なんですか?
KULARKs: 合併して6万人ぐらいです。
mimy: そして生まれも育ちもずっとその町だと。
KULARKs: 村上市には32歳までいて、今は新潟市に住んでいます。
mimy: 新潟市は村上市から近いんですか?
KULARKs: 車で1時間半ぐらいですね。
mimy: 福岡でいうと唐津までくらいの距離かな、って言ってもローカルな例えだとわかりにくいですね笑
「地元にこだわり続けた活動」ともプロフィールに記載がありますが。
KULARKs: そのプロフィールは昔、プロフィールメーカーとかいうのを使って作ったもので、適当にキーワードを入れると勝手に作ってくれるサービスがあったんです。
mimy: おお、今のChatGPTの先駆けみたいじゃないですか。
KULARKs: はい。それでわりと面白い感じでプロフィールが出来たのでそのまま使っているという。
mimy: なるほど面白い。・・・ということは、本当はこだわり続けてないんですか?笑
KULARKs: 別にこだわりはない笑
けれど、地元のお祭りのお囃子をサンプリングした曲を作ったりして、それはなかなか評判良くて。
あとはたまに地元の景色の良いところでマシンライブ的なものを撮って動画にしてますね。
mimy: 動画!Twitterでも時々お見かけしてます。
広々としたキャンプ場っぽいところだけど、どこで撮影してるんだろうと思ってました。自然の豊かなところだなぁと。
マシンライブというワードが出てきましたが、音楽活動はいつ頃からされてるんですか?
KULARKs: 曲を公に出してもらったのは28の頃が最初です。
mimy: そしたらもう長くキャリアを重ねていらっしゃるのですね。
KULARKs: はい、もうかれこれ13年。
mimy: レーベルからのリリースがそのとき初めてだったということですか?
KULARKs: はい。
mimy: その前もやっぱりずっと長く曲作りなど音楽活動をされてらっしゃったということでしょうか。
KULARKs: そうですね。一番初めにテクノに出会ったのが中学生時代で。ジャケ買いというのをしたんですよ、CDが全盛期の頃。中身も知らずにとりあえず絵でなんか面白そうと思って買ったのがKEN ISHIIの「extra」だったっていう。
それを聞いたらもう、なんだろう、ぶっ飛んでしまって。「なんだこの曲は!」という衝撃を受けて。
mimy: それが中学生のときなんですね。
KULARKs: 中学生でした。ちょうどその頃ソニーが、ソニーテクノ何とかっていうキャンペーンでテクノをやたらとゴリ押ししてた時期があって、しょっちゅうテクノのコンピレーションやDJミックスを出してた時期に重なって。そこからもうどっぷりテクノに浸かって、自分も作ってみたいっていうのがきっかけでした。
mimy: じゃあ、中学生の時にハマってから曲を作り出したということですか。
KULARKs: 曲作りは高校生ぐらいになってからかな。Roland MC-303というグルーヴボックスを買って、夜寝ながらヘッドホンをして作りまくったという感じ。
mimy: MC-303を選んだのは、誰かからのお薦めだったんですか?もしくは誰か好きなアーティストが使ってたとか?
KULARKs: その当時はやっとインターネットが出始めたぐらいの時代で情報が全然なくて。
何かの雑誌を見たんじゃなかったかな。多分シンセサイザーとかの専門雑誌で、発売の情報を見て、これ1台で自分が聴きたい曲・聴いてきたような曲が作れるぞ!みたいな触れ込みだったのでそれを買いました。
mimy: それを高校生のお小遣いで買ったんですか。おいくらくらいだったんですか?
KULARKs: 当時で5万前後だったのかな。
mimy: へえ、5万円!頑張って貯めましたね。それめっちゃ大事なやつですね!
KULARKs: そうですね、もう中古で売っちゃったんすけど笑
mimy: そっか、それが初めての音楽機材だと。
KULARKs: そうですね。
mimy: 作り始めてからはどんな感じでしたか?最初のうちとかうまくいきました?
KULARKs: もちろんうまくはいかないですよね。似ても似つかぬような変なのばっかりできたから困ったという。
mimy: でも、やめずにずっと続けられたと。
KULARKs: そう。
そのうちパソコンで作れるソフトが出てきて、最初にAcid Loopというのを買いました。ただループを並べるだけみたいなソフト。
それで今度はパソコンで曲を作り始めたんですが、それだと素材がソフトの中ではほとんど作れないから、ただ外部の楽器を録音した音を並べていくみたいな作り方でやってました。
mimy: では演奏もしながらオーディオインターフェースで音を取り込んで作っていた感じですか?
KULARKs: うん。そのあと機材もいろいろ買い足して、オーディオで録音したのを貼り付けていくような感じで作っていって。
そんなことをずっとやってたら、今度はFL Studioというのが出て、値段も安い上にソフト単体で音作りが完結するものだったのでそれに買い換えて。それを使い始めたらやっと理想的なものを作れ始めた・・・というが25、6歳の頃です。
mimy: なるほど、社会人になってもお仕事をしながら制作活動を続けられていたということですか。
KULARKs: そうですね、仕事しながら。その頃は土木関係の仕事をまじめに、うん。
mimy: ハードワークな感じで?
KULARKs: ずっとずっと体力仕事ですね。
それくらいの頃になって結構いい感じの曲が数曲できたので、当時のMySpaceにアップしました。
mimy: MySpace懐かしい!
KULARKs: やっぱり使ってましたかね、それに上げたらレーベルの人から「この曲、今度イベントで使わせてもらえませんか」と声をかけてもらって。
東京・目黒のsolfaというクラブでイベントをやってる人がちょうどレーベルを立ち上げる時期でいろいろ曲探してたみたいで、そこで初めて本当にそのレーベルのオーナーさんが、イベントのどアタマで僕の曲を使ってくれたんです。
mimy: うわー、熱い!
KULARKs: そのときは実際僕も現場に行ったんですが、自分の作った音でお客さんが踊ってるのを見て、もう「すげえ」と思ってだいぶ感動したのは覚えてますね。
mimy: いやあ、それは気持ちがぶちあがりますね。熱い!
KULARKs: その後も熱い展開で、リリースに至るという。
mimy: solfaの方が主催するレーベルから出たのが初めてのリリースだったんですね。その前にライブをしてたわけじゃなくて。
KULARKs: 全然。曲だけ。作って何かできたらサイトにアップしてみたいな。
mimy: なるほど。お話を伺うと、わりと孤独な感じで曲を作っていらっしゃったという雰囲気ですね。周りに仲間がいたわけでもなく、ずっとコツコツ曲作りを続けてきたような印象を抱きました。
KULARKs: 今でこそ周りには曲作りをやってる人もいっぱいいますけど、中学高校時代は周りに全然いないから、自分1人で楽しんでやってたっていう感じです。
mimy: そうなんですね。周りの方はKULARKsさんの趣味のことはご存知だったんでしょうか。
KULARKs: うん。でも、DJをやってる人は結構いて。自分でもイベントをDJでやるようになってからは、曲を聴いてもらって評判良かったり。
mimy: もちろん楽曲もずっと作っていたとは思うんですけど、DJも最初の曲のリリース前から元々していたんですか?
KULARKs: 楽曲を作り始めた当時はDJという存在自体も知らなかったですね。こういう曲を使って何か盛り上げるイベントがあるらしい、そのイベントでDJってのが曲をかけている、そういう文化があるんだと知って、だったらDJもしないとそういう場で使い勝手の良い曲が作れないなというところから、曲作りだけではなくDJも始めました。
mimy: そういうことなんですね。DJで初めてイベントに出演したのはいつ頃ですか。
KULARKs: 23ぐらいの頃かな、地元の先輩と一緒に。ジャンルもいろいろ混ざったようなオールジャンルのイベントで初めて回させてもらって、それこそアナログで。定期的な自分たちのイベントも10年ぐらいやってて。ちょうど部活の先輩がDJだっていうのを卒業してから知ったのがきっかけです。
mimy: 部活、何されてたんですか?
KULARKs: 少林寺拳法やってました。
卒業してからその先輩に音楽関係でお世話になってだいぶ仲良くなって。もう本当に知識の多い、歩く音楽辞典みたいな方で、すごく影響を受けました。今まで聞いてたのがダサく感じるぐらい良い曲を知ってるから、当時作っていた曲も「こんなの作ってる場合じゃねえな」と思って。
mimy: だいぶ刺激を受けましたね。
KULARKs: かなりそうですね。
mimy: それが20代の半ばぐらい?
KULARKs: そうですね。
トラックメーカー・DJ・そしてライブ活動
mimy: では、初めてのリリースから後の活動についてもお伺いしたいです。
KULARKs: そうですすね、最初に出した曲も評判が良くて、とある海外の方が聴いてくれたんですが、その方が個人的にやってるラジオ番組のDJプレイで、カップリングで入った曲も紹介してもらって。プログラムのどアタマでかけてくれて、ちゃんとレーベル名とアーティスト名と曲名を喋りながら2時間ぐらいのミックスの最初に使ってもらったんです。
mimy: わあ!その曲はどこかで聴けますか?
KULARKs: 多分Beatportにもあるかな。SubmarineっていうEPの3曲目「Night to freeze」。自分的には一番自分らしい色を出してる曲です。
mimy: なるほど。ていうか、KULARKsさんもsonoのサイトで楽曲を掲載できますよ。
KULARKs: そうですね、出しておきましょう笑
mimy: ぜひsonoを活用してください笑
で、その後どんどん次に繋がっていったということですね。
KULARKs: そこからまたリミックスの依頼とか。あと、その頃ちょうど東日本大震災の時期が重なって、チャリティコンピレーションアルバムを出しましょうということになったので、僕も楽曲を提供しました。
売り上げを全部チャリティーとして寄付する企画だったんですけど、その曲が今まで一番売れた曲です。
いろんなミックスでも使ってもらってますし、自分の中でも気に入っている曲ですね。多分Beatportに全部まとまってると思います。
mimy: なるほど。Beatport、見に行こうっと。
KULARKs: でも僕の写真がかなりふざけてるから、あんまり人に言えない笑
ちょうどアウトレイジにハマってた頃で、サングラスかけたヤクザっぽい顔でふざけて撮ってるのをそのまま使われてしまったという。
mimy: 見たい!
KULARKs: 顔が違います笑
mimy: 本当ですか。ますます見に行こう笑
(※KULARKsさんヤクザっぽい顔のプロフィール写真が見られるBeatportのページはこちら)
そのあとは、もうずっとコツコツ続けられているということですね。
KULARKs: はい。他のレーベルからも声を掛けてもらって、ゲームのBGMの楽曲など、ちょこちょことやっている感じですね。
mimy: なるほどですね。Warpさんのところ(※Hypnotic Room Japan)からも出してますよね。
KULARKs: それ、僕が自分で応募をしたんじゃなかったかな、6トラック縛りで曲を作るという企画で。
mimy: はいはいはい!6トラック。アルバムタイトルに「チョコレート」がつくやつですよね。
KULARKs: そうそう、「Chocolate Minimal」。
mimy: 最初の頃はDJという形で始まり、レーベルからの曲のリリースに繋がったというお話でしたが、その後どのようにライブを始めたのでしょうか。
KULARKs: ライブは5〜6年前からWOMBでレーベルメイトと一緒にやらせてもらって。
mimy: ライブとDJってやっぱり違いますか。
KULARKs: 僕はどちらかというとライブが面白いなと思っています。
DJはやっぱり出来上がった曲でしかないので、変化を付けようと思ってもせいぜいEQをいじるとかくらいなんですけど、ライブは自分で作った曲を動かすのに音の抜き差しやタイミングを全てコントロールできるから、より即興性の高いものができて楽しいですね。
mimy: ライブの難しさはありますか?
KULARKs: 難しさは、機材の使い方を覚えるのがなかなか。
mimy: なるほど。ライブはフィジカルな機材だけでやるんですか?それともパソコンも使うんですか?
KULARKs: パソコンも使いますが、でもやっぱり1台完結というやり方が面白いかなと。パソコンを使えばそれこそ何でもできちゃうけど、何でもできるがゆえに何をしたらいいんだろうみたいな。
例えば8トラックだけ使ってその中で展開するとか、ある程度制限されているもののほうがよりアイディアが浮かびます。
mimy: なるほど!制限された中だからこそアイデアが浮かぶというのは面白いですね。
パソコンを使う場合はやっぱりAbleton Liveを使って?
KULARKs: はい。今はAbletonでやってます。
mimy: 楽曲の制作はどのような手法を使われますか?フィジカルな音楽機材を使って作るのか、それともDAWなのか。
KULARKs: 音楽機材を使う場合はもう完全にライブ向けですね。曲にしようというわけじゃなく、ただ遊ぶみたいな形で。
1曲ちゃんとパッケージングされたようなものを作るときはDAWでやってます。
mimy: そうなんですね。楽曲制作はどのくらいの頻度でされてるのでしょうか。
KULARKs: ちょっと前まではそれこそ毎日30分ぐらいでもやってましたが、今は3DCG制作の方にちょっと傾倒していて。
mimy: では、その30分がそこに置き換わったと。
30分間というのは朝?それとも帰宅後ですか?
KULARKs: 朝です。
mimy: 朝活なんですね!
KULARKs: 仕事に行く前に、会社の近くのコンビニに車を停めて、駐車場でパソコン開いて始業時間が来るまでやっています。
mimy: なるほど。意識的に時間を作ってやっているんですか?それともただ好きだからとにかく触ってるみたいな?
KULARKs: 何かの本で「毎日30分続けなさい」と書いてあるのを読んだんですよ。たった30分だけど、慣れるとなんかいい感じで。時間制限があることによって、無駄に凝らないというか「サクサクやらないと」みたいな気持ちになって意外と作業が進むから、そういう形が合ってるのかなと思ってます。
「たった30分の積み重ねでも毎日やるとすごいところに行ける」という内容の本だったんですが、実践してみたら確かにそうだと感じました。
mimy: いつ頃から続けてるんですか?
KULARKs: 2年ぐらいやってますね。
独学で始めたBlenderで作るサイバーパンクな世界観
mimy: その30分が今は3DCGの制作に置き換わったんですね。
KULARKs: そうです。ハマってしまって。
実は去年の1月18日に仕事で骨折をしたんです。入院1ヶ月と、自宅療養で更に1ヶ月、合計2ヶ月ほど仕事ができない状態だったので、その間の暇つぶしの意味で始めました。
音楽をやってても良かったんですけど、せっかくなので何か別の新しいことに挑戦してみた感じですね。
元々3DCGやアニメーションにも興味があったんです。それこそ、中学生時代に買ったKen IshiiのジャケットやPVのアニメーションが、当時大好きだったAKIRAみたいなサイバーパンク的な世界観だったので、いずれ自分で何かアニメーションを作ってみたいというのはありました。音楽を始める前は絵を描いていたので、漫画家になりたいなとか。
mimy: それもやっぱりAKIRAなどの影響ですか。
KULARKs: そうですね。CGだったらアニメーションも映像も作れそうだからと調べていったらBlenderというソフトが無料で高機能だというのを見つけて、まず家で始めてちょっと遊んでみたというか。
mimy: ちょっと遊ぶというレベル・・・じゃないぐらいまでやり込んでますね。
KULARKs: 結構凝っちゃって。止めどないし。
mimy: 曲を作るときも、きっとそんな感じですよね。
KULARKs: 3DCGと曲作りは制作工程が似てるかも。ある程度の大枠を大雑把に決めて、その中でディティールを詰めていくような作り方です。
mimy: 3DCGの難しさはどんなところですか?
KULARKs: もうほぼ専門用語だらけなんで、チュートリアルを見てもその専門用語が何を意味してるがわからないっていう。だからCG用語と同時に使い方を学ぶという感じかな。
常に学び場だらけなので、飽きないでやれます。
mimy: YouTubeなどを見ながら学ばれているそうですね。
KULARKs: ですね、ほぼほぼYouTubeのチュートリアル動画を見て。だから今作ってるのもチュートリアルの応用ですよ。
探せば出てくるやり方でやっています。
mimy: でもやり方は探せば出てくるかもしれないけど、結局どう表現するかに関しては、やり方とはまた全然別の話ですよね。
KULARKs: いろんなチュートリアルの良いところ取りをして繋ぐ感じかな。使えそうなチュートリアルがあれば一部利用した上で、自分の作るものに応用して組み込むみたいな。
mimy: なるほど、なんだかすごく納得しました。元々子供の頃に絵を描いていて、自分の持つイメージを具現化する工程をやってきた経験が生かされているのかなと。
KULARKs: そうですね、それがないとやっぱりできないと思うし。
仕事中でも割とくだらないことを妄想しては映像を考えてます。「こうなのをやったら面白そうだな」って。
mimy: なるほど。そういった流れでここ1年くらい続けていらっしゃるのですね。
KULARKs: ちょうど今3月終わったので、1年目ぐらいになりますね。
mimy: 1年でここまでできるって、ただただ本当にすごいです。
KULARKs: どうなんすかね?でも、Twitterとかを見ると、
若い10代の高校生ですごくヤバい作品作ってる人がいっぱいいるんで。
mimy: 高校生か。羨ましいですよね、高校生。制作に向けられる時間も、仕事をしている大人よりたくさん取れるだろうし。
KULARKs: 羨ましいですね。自分も早くに出会ってれば今頃は・・・なんて思います。
mimy: ただ、KULARKsさんはお怪我の療養期間が終わってからも、毎日30分という形で続けられたのがすごいですよね。それがやっぱり今のクオリティの高さに繋がってきてるんだなと。お話を伺って今すごく「私も見習わなきゃ」という気持ちになってます。
KULARKs: 新しいことを学ぶと自分の成長度合いがわかるから、そこが楽しいですよね。昨日できなかったことができるようになったというだけで、なんか面白いっていう。
mimy: わかります。私は今sonoのサイトを構築してますけど、Webサービスを作るのも、こないだまでやり方のわからなかったことが出来るようになって手応えを感じることがよくあります。
そういった中でKULARKsさんはずっとsonoに関わってくださっているわけなんですけど、sonoを一緒にやりたくなったポイントはどの辺りだったのかまで聞いてしまって良いですか?
KULARKs: それこそ本当タイミング良くてね。
3DCGである程度何か作れるようになってから、自分の作品以外にもプロモーションビデオやミュージックビデオみたいなものを作れるようになれたら良いかなと思っていた時期に、mimyさんがsonoの構想について書いていた記事をTwitterで見て、ドンピシャじゃないかと。
僕は3DCGを始めてまだほんの1年も経ってないけど、一緒にやりたいなと思って声かけさせてもらいました。
mimy: ありがとうございます!おかげでめちゃくちゃ助かっているし、KULARKsさんからたくさん刺激もいただいています。
KULARKs: 僕は、やめない理由ができた。これでますます腕を磨きたいという思いでやってますね。
mimy: ありがとうございます。今後こうなっていきたいという、思い描いているロードマップはありますか?
KULARKs: やっぱり音楽も3DCGも、やっていて面白いね。これを本当に仕事にできたら一番良いなと思っています。仕事中も制作のことばかり考えて。この時間があれば色々出来るのにもったいないな、もっと出来ないかな、と。何かしらきっかけがあればいけそうな気もしています。
mimy: やっぱりとにかくやり続けること、そして続けるだけではなく人にアウトプットし続けていくことが大事なんだなと、自分もsonoの構想を形にしていく中ですごく思うんですよね。
本当に、やり続けていたら絶対どこかに繋がっていくはずです。
KULARKs: sonoが作ろうとしているVRの音楽プラットフォームもサイバーパンクの世界観で、しかもmimyさんがテクノをやっている方なので、こんな奇遇なご縁はないなと思っています。
mimy: こちらも同じく思っております。本当に嬉しい!ありがとうございます。一緒に世の中にインパクトを与えていきましょう。
KULARKs: ぜひぜひお願いします。