![](/wp-content/uploads/2024/01/palanAR_add.jpg)
コードを書かずに誰もが簡単にWeb上でARコンテンツを作成できるオンラインツール「palanAR(パラナル)」をご存じですか?
palanARを使うと、作成したARコンテンツにアクセスするURLをスマートフォンのWebブラウザで開くことで、画面に映った現実空間の中に3Dオブジェクトなどを表示させたり、楽曲などの音声を再生させたりすることが出来るんです。
言葉だけではイメージしにくいと思うので、下記のURLにスマートフォンでアクセスしてみてください。
https://palanar.app/v2/ar_contents/dj_mimy
この記事をPCで閲覧している方は、下に表示されているQRコードをスマートフォンで読み取って開いてみてくださいね。
![](/wp-content/uploads/2024/01/qr.png)
平面を映した状態で画面をタップすると、こんな感じでARコンテンツが現れたと思います。
![](/wp-content/uploads/2024/01/download-182x300.jpg)
いかがでしょうか?こちらがpalanARで作成したARコンテンツです。
作成するのにかかった時間はほんのわずか!以下の手順で簡単に作れます。
まずはpalanARのサービスにアクセスします。
![](/wp-content/uploads/2024/01/palanAR_thumbnail-1024x460.jpg)
アカウントがない場合は新規会員登録をして管理画面にログインします。
![](/wp-content/uploads/2024/01/palanAR_admin_panel-1024x457.jpg)
左メニューの「作成 / 管理」から新規作成を行います。
![](/wp-content/uploads/2024/01/palanAR_admin_select-1024x448.jpg)
2024年1月31日まではpalanARの「WINTER Challenge」というコンテストが開催中なので、コンテストにエントリーすると通常は有料プランの「プレミアムAR」から作成することができるようになります。
https://palanar.com/contest/winter_challenge_2023
![](/wp-content/uploads/2024/01/palanAR_admin_template-1024x442.jpg)
今回は「プレミアム平面認識AR」を選んで作成してみました。
テンプレートも色々用意されているのですが、まずは「自由作成」でやってみます。
![](/wp-content/uploads/2024/01/palanAR_edit-1024x457.jpg)
こちらがARの作成・編集画面です。
左側の「素材追加」で3Dモデルの素材をプロジェクトに追加できます。
オリジナルの素材を追加したい場合は「ファイルから追加」でアップロードできますが、オリジナルの3Dモデルがなくても「素材ライブラリから追加」で素材を自由に選べます。これだけで、ARコンテンツを作るハードルがぐっと下がりますね!
![](/wp-content/uploads/2024/01/palanAR_library-1024x455.jpg)
私は「3Dモデル(外部サイト)」の中からDJコントローラを探して追加してみました。
なんと、Pioneer DJの3Dモデルがある!
![](/wp-content/uploads/2024/01/palanAR_material01-1024x455.jpg)
画面に追加するとこんな感じ。
![](/wp-content/uploads/2024/01/palanAR_add-1-1024x459.jpg)
また、ReadyPlayerMeのアバターも使えます。
![](/wp-content/uploads/2024/01/palanAR_readyplayerme01-1024x459.jpg)
素材ライブラリのウインドウからReadyPlayerMeにログインすると、既に作っていたアバターも追加できました!
![](/wp-content/uploads/2024/01/palanAR_readyplayerme02-1024x458.jpg)
大きさや位置を変えたり回転させたりして、配置を調整します。
![](/wp-content/uploads/2024/01/palanAR_add02-1024x460.jpg)
出来上がったら編集画面右上の「保存」ボタンで保存します。「AR体験」ボタンを押すと、作成したARコンテンツの共有URLやQRコードが発行されているので、あとは見せたい相手に共有するだけ!
![](/wp-content/uploads/2024/01/palanAR_access-1024x444.jpg)
とても簡単にARコンテンツが作れてしまうpalanARですが、もうちょっと凝ったことをしたい場合はボタンアクションを追加したりJavaScriptのコードを書いて動かしたりすることもできるので、アイデアと工夫次第でもっと色んなことに活用できそうです。
試しに、私が最近作った楽曲をシェアするためのARコンテンツも作ってみました!
https://palanar.app/v2/ar_contents/planetnine
![](/wp-content/uploads/2024/01/qr02.png)
アクセスすると一見VRコンテンツっぽいですが、こちらもライブラリから3Dモデルを選んで配置しただけなんです。
![](/wp-content/uploads/2024/01/palanAR_planetnine01-1024x454.jpg)
更に今回は、画面をタップすると音声が流れるイベントも加えてみました。
MP3形式の音声ファイルをアップロードして追加し、編集画面左下の「新規イベント追加」から以下の設定でイベントを加えます。
![](/wp-content/uploads/2024/01/palanAR_planetnine02-1024x453.jpg)
タイミング:画面の任意の場所をタッチした時
アクション:音楽の再生
音声:アップロードしたMP3ファイルのファイル異名を選択
停止ボタンをわざわざ作らなくても良いように、「タップごとに再生停止切り替え」にチェックも入れておきました。
これだけでも楽曲を聴いてもらえるので良いのですが、もう一工夫として「画面編集」から画面の下にボタンをふたつ加えて、それぞれのボタンにBandCampの楽曲購入リンクとsonoの楽曲紹介ページも追加しました。
![](/wp-content/uploads/2024/01/palanAR_edit02-1024x452.jpg)
リンクの設定も先ほどと同様、新規イベントから行えます。
リンクボタンを設置しておくと、例えばQRコード入りのカードを作成して配布するなどしたときに、自分の楽曲を聴いてもらうだけでなく購入先まで紹介できるARコンテンツになりますね!
今回palanARを使ってみて、ARコンテンツの色んな可能性を感じることができました。音楽に限らずアイデア次第で様々な使い方が楽しめそうです。
palanARの「WINTER Challenge」ではMeta Quest 3などがプレゼントされる賞も用意されているみたいなので、ぜひ皆さんもこの機会にpalanARを試してみてはいかがでしょうか?