• Column

蕎麦屋でDJ その名はJG

蕎麦屋でジャズ

僕がいつもDJとして月2回くらい回しているのが東京蔵前にあるそば処平井。
そば処平井東京都台東区蔵前3-2-5

DJ DENNAI君が主催している蕎麦を食べながらジャズを聴きましょうってことで「JAZZ SOBA」

DJ DENNAI sonoprofile
https://media.sono-music.com/user/79/
DJ DENNAI insta

僕がインスタ配信もこっそりしてたりします。

自宅にはターンテーブルもミキサーもなくて、ここで学んでいる。

このJAZZ SOBAの趣旨はバイナル(レコード)オンリー。
それまでバイナルは持っていなかったけど、気がついたら100枚くらいは買っていた。

JAZZ SOBAでの僕はJG(ジェイジー)という名前でDJをする。
ジェイジーはジャズじじいの略。

ジャズという名前がついているけど、僕はクラブジャズ系、AOR、シティポップ、ハウスなどをよくかけます。

音を掘るのも友達がかける曲をシャザムして探したり、ほとんど誰かの真似っ子からスタートしている。

今まで音楽にお金をかけることはしていなかったのに、最近ではシングルレコードが8,000円しても安い!と思えるし、今やバイナルと好きな車系の漫画だらけの部屋となってしまった(笑)

ジャズじじい音楽への目覚め

音楽に目覚めたのは、49年前の7歳の時。
春先のある日6つ上の兄がキレイな音楽をかけていてそれがサディスティック・ミカ・バンドの「黒船」だった。

タワーレコードリンク→https://tower.jp/article/feature_item/2022/11/17/0701

この日のことは今でも思い出す。

兄の影響でフォーク(かぐやひめ、吉田拓郎)を聞き始め、ビートルズ、めんたいロック(福岡発ロック)とロック志向へと進む。

当時の音楽情報収集はラジオから。ラジオ好きは現在に至る。

ちょうどJ-WEVE開局の頃の「TOKIO HOT 100」からBrand New HeaviesやJamiroquai、Original Loveなどを聴くようになったことでロック以外のジャンルも聴くようになった。
このころからスタジオワークされたものしか耳がうけつけなくなり、完成された音楽を好むようになった気がする。

この時はまだクラブには縁がなくとにかくラジオを常に聴いていた。

最終的にジャズ、クラブ系に着地し、JG(ジェイジー)ジャズじじいとなった。

気が付けばinterFMの番組「JAZZ ain’t Jazz」「TOKYO MOON」を聴き始め、あのKyoto Jazz Massiveの沖野さんだ!モグラネグラの松浦さんだ!と番組ハッシュタグをつけてリスナーたちの中に入るようになった。

(モグラネグラとは90年代はじめテレビ東京で深夜に放送されていた曜日ごとにパーソナリティが変わる個性的な音楽番組で田島貴男さん/松浦俊夫さん担当は火曜日)

sono:Q
楽器は弾かないのですか?
JG:A
楽器を弾くことに関してはなかなか理解できなくて…
裏方の設営バイトはしていました。

sono:Q
ラジオは生活の中にある感じですか?
JG:A
基本的にそうです。ラジオだけじゃなくリアルなクラブイベントにも行っています。

sono:Q
ラジオを聴くだけからDJをするようになって変化はありますか?
JG:A
ネタを集めるのが大変!DJはとても大変です。
プロはすごい、例えば松浦さん、沖野さんなんかは綿密に選曲を練っているし構成力がすごいことを改めて知りました。

簡単にやってそうだけどDJは難しいです。

DJをするようになって、好きな楽曲をかっこよく掛けたくてミキサーの使い方をもっと知りたくもなります。

DJバトルにも出ていた人のDJスクラッチ教室にも通ったりしたけど、スクラッチってとにかく難しいんです。

これからもDJとして学びつつ現場でもDJをしていきたし難しいけどやればやるほど面白いです。

みんなのDJプレイを見ながら学んでいる、それが今の僕です。


イベントのお知らせ
3月30日(木)JAZZ SOBA 1周年イベントを開催します。
詳細はこちら

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