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私が所有している美女がジャケットに映ったレコード、通称「美女ジャケ」を
毎週捕獲(購入)した順番にご紹介しています。
今回は‎レス・バクスターの「Jewels Of The Sea」をご紹介します。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　

▶︎「Jewels Of The Sea」について

レス・バクスターの「Jewels Of The Sea」(1961年リリース)

1. Sunken City
2. Stars In The Sand
3. Sea Nymph
4. Singing Sea Shells
5. Dolphin
6. Dawn Under The Sea
7. The Enchanted Sea
8. Girl From Nassau
9. The Ancient Galleon
10. Coral Castle
11. Dancing Diamonds
12. Jewels Of The Sea

　　　　　　

レス・バクスターがキャピトル・レコードに所属していた晩年の作品です。
この後、Reprise RecordsやGNPなど様々なレーベルでリリースする事になります。
今回は「海」についてイマジナリーしている作品ですが、土着的な題材の作品に比べて物語的、言い方を選ばなければ某有名遊園地的な美しくキャッチーなメロディで曲が構成されている様に感じます。レス・バクスターの中でも人気がある作品です。

　　　　　

　　　　　　　

▶︎私と「Jewels Of The Sea」

　↑我が家の「Jewels Of The Sea」……！？

　　　

してやられました・・・。　　　　
「海外からレコードを購入するって意外とハードル低いじゃん！」と思っていた矢先、盤面・ジャケット共にEX(状態がいい)判定だったので捕獲したのに、届いたらこの有り様です。
おそらく私が何かの注意書きを見落としていたのでしょう。盤面は問題なく再生出来るので泣き寝入る形になってしまいました。

こういう失敗を重ねつつ、一人前の「美女ジャケハンター」になるのでしょう。そう願いつつ、あの時誓った英語の勉強は滞ったままです(笑)

個人的には海の「静と動」が感じられる2曲目「Stars In The Sand」から
3曲目「Sea Nymph」までの流れが、ムードミュジックならではのストリングスのアプローチが詰まっていて大好きです。
水中に潜って泳いでいるのに、波を横切っていくようなあの感覚が高音のストリングスで見事に表現されています。
(プールで潜水している感覚を思い出して聞いてみて下さい)

おそらく水中で撮影されたジャケット写真だと思うのですが
少々無理して撮影しているからか、心無しか美女のお顔が必死なのもこの作品のポイントです(笑)

やはり、このアルバムも「美女ジャケ肖像権」がクリア出来ず、サブスクリプションではジャケットが差し替えられています。
海ではなく「水族館」の様なジャケットに、イマジナリーさが欠ける差し替えに思えてガッカリですが、概要は確認出来ますのでよろしければ聞いてみて下さい。