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美女ジャケハンター 第1回「美女ジャケ」とは?


                                   

2019年に刊行された
長澤 均さんの著書「美女ジャケの誘惑」という本をご存知でしょうか?

最近はKindle Unlimitedでも読める、距離が近い本になりました。
エキゾチック・ミュージックやイージーリスニングを愛する、私のバイブルでもあります。

冒頭の説明によると・・・

「美女ジャケ」という言葉は、ジャズ好き界隈で使われ始めたものだと思う。
厳密な定義はないが、演奏者や歌っている人とは全く無関係な美人モデルをジャケットにしたレコードのことをいう。

との事・・・しかーーーーーしっ!!

2023年の「バーチャル」やら「テクノロジー」やらで世の中がアップデートされている今、「美女ジャケ」の定義はより自由なのではないでしょうか!?

逆を言えば自由な故、近年では性別上の判断が払拭されつつあります。

日本はフェスのラインナップを見ても、まだまだ男女比の偏りは見受けられますが、世界のフェスやショーケースを始め、あらゆる興行の男女比は計算されており、均等になりつつあります。
(色んな国の音楽が好きな方はお気付きかも…。)

この先、ルッキズムへのアレルギーが強まり
「美女」という言葉がタブーになるか否か、未来の事は憶測ばかりですが
探究するには

今がチャーーーンス!!!

という事で、
レコードを集め始めて2年も経たない初心者コレクターですが
古今東西 私が勝手に定義・発見した「美女ジャケ」を毎週1枚ご紹介します。
「美女ジャケ」に詳しい先輩方、同志の熱い想いを伺ったインタビューなども今後掲載していく予定です。

ちなみに・・・

               

                

                 

Sergio Mendes&Brasil’66「Look Around」1967年リリース

↑こちらも私にとっては「美女ジャケ」です。

必ずしも美しいジャケットに写るのは
女優やモデルだけではないのですよ!!

Brasil’66の女性メンバーの美しさ、キッチュな楽曲たちとジャケットの鮮やかさが、21世紀の今でもグッとくるじゃないですか。
何を歌っているか全く聞き取れませんが、何度聞いてもうっとりしてしまう作品です。
私がよく使う独自の言葉でこの感情をまとめると

「いいジャケ出してる!」

・・・コレですね。

※コラムなので極力どんな方でも分かる書き方をしますが
あいにく筆者は普段から独自の表現をする事が多いため、感情を現す際に少々謎な言語が飛び交います。ご了承ください(笑)


・・・そして「Look Around」については、想いが溢れすぎるのでまた次回じっくりご紹介します(笑)

ジャケットと曲の世界観がマッチした作品たちは「時代」「ジャンル」に関係なく存在しそうではないですか。
そして私の「音楽」と「美女」へのときめきが止まらない(笑)

もちろん、音楽あっての「美女ジャケ」なんですが、私が普段DJする際にプレイする
イージーリスニングやムードミュージック、ましてやエキゾチック・ミュージックなんて聞いてる人口が少ない。
そういう普通に生きてると出逢わない、いや普通に出逢える音楽の再発見も含め毎週ご紹介出来ればと思っております。

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