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美女ジャケハンター第25回 ハワイにノスタルジーを与えるMy「美女ジャケ」


       

私が所有している美女がジャケットに映ったレコード、通称「美女ジャケ」を
毎週捕獲(購入)した順番にご紹介しています。今回はマーティン・デニーの「HAWAII TATTOO」をご紹介します。

                  

              

◆「HAWAII TATTOO」について

Martin Dennyの「HAWAII TATTOO」(1964年リリース)

1. Hawaii Tattoo
2. Sweet Leilani
3. Song Of The Islands (Na Leio Hawaii)
4. Beyond The Reef
5. Analani E
6. The Hawaiian Wedding Song (Ke Kali Nei Au)
7. Pearly Shells (Pupu O Ewa)
8. Now Is The Hour (Maori Farewell Song)
9. Leah
10. Sweet Someone
11. Red Sails In The Sunset
12.Sail Along, Silv’ry Moon

        

マーティン・デニーがリリースした23枚目の作品です。Wikipediaの情報によると、1957年から1970年までに約40作品を制作。コンピレーションなど入れると、数えきれないほどの作品を発表しています。
マーティン・デニーと言えば、ジャケットに女優のサンディ・ワーナーを起用している事で有名ですが、「HAWAII TATTOO」は違う美女を起用しています。

全体的にハワイらしいスチールギターの音色が散りばめられていますが、明るく元気な曲を聞き進めていくと、カラッとしたハワイの風が吹く日陰でくつろいでいる様な曲に出会える作品です。

       

◆「HAWAII TATTOO」と私

↑我が家の「HAWAII TATTOO」です。状態こそ悪いですが美女を愛でるのには充分でしょう。逆に味なのでね!……味です。

故郷のレコード市で発見。嬉しくなって、すかさず手に取った作品です。
レス・バクスターもそうなんですが、マーティン・デニーも非常にファンが多く、レコードショップに行ってもUSEDレコードをあまり見かけません。
基本は検索して捕獲したり、オークションの出品を粘り強く待つ様なレコードたちです。
こんな田舎のレコード市でマーティン・デニーの作品に出会えるとは思っておらず、状態はそこまで良くないのですが、美女を愛でながら聞ける状態だったので捕獲しました。600円ほどでした。

私が人生初めて捕獲したマーティン・デニー作品です。感慨深い。
大切にしているのですが、どうしてもスチールギターが「夏の音」に聞こえてしまうため、今までプレイ出来なかったのですが、暑くなるこれからのシーズンは重宝してくれる作品かと思います。

かなり個人的な話ですがこの美女、昔働いてたスナックのチーママに激似なんです笑
人に適切な気を使えない自分にとって、地獄のような辛い仕事でした……。
程なくしてクビになりましたが、この作品を聞いてると当時の辛さを懐かしんだり、彼女はまだあの街で酒に酔い潰れ、転んで怪我してるのかなぁ〜なんて考えたりしちゃいます。

           

  

この記事を書く際に調べました。国内盤が別途発売されていますがジャケットに違う美女が写っているわ、7インチに関しては美女すら写っていないジャケットでした。

Youtubeで音源を確認する事が出来ます。連休に出かけられなかった方、こちらを聞くと旅行気分が味わえるかと思います。是非聞いてみて下さい。

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