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私が所有している美女がジャケットに映ったレコード、通称「美女ジャケ」を
毎週捕獲(購入)した順番にご紹介していますが、今回は捕獲前の
「今年こそは欲しい！美女ジャケWant List」から3作品ご紹介します。

　　　　　　

　　　　　　　

▶︎「Cha Cha Cha」Xavier Cugat

1955年リリース、ザビア・クガートの定番作品です。
ザビア・クガートは比較的手に入りやすい印象があるので、出来ればフラぁ〜っと入ったレコードショップで出会いたいのですが、未だ出会えず・・・。
捕獲難易度は低そうですが人気作品なので、タイミングが合わないと捕獲出来ない事を昨年から痛感しております。
1曲目だけ、ザビア・クガートの奥さんで歌手のアビ・レーンが歌っています。キッチュさと少々香ばしさがあり、個人的にはグッとくる1曲です。これだけの為に捕獲しても惜しくない。ジャケットに写る美女のくねり方が絶妙です。

　　　　　　　　　　

　　　　　

▶︎「FROM ANOTHER WORLD」Sid Bass

1956年リリースのスペース・エイジ・ポップな作品です。
私はムードミュージックでも「エキゾチック」な作品を中心に捕獲してきましたが、今年は作曲家たちのイマジナリー宇宙(頭の中で想像している宇宙のイメージ)にも触れていきたい思っております。
その中でもポピュラーかつ、実はレコードショップで出会った事がない
シド・ベースの「FROM ANOTHER WORLD」ですが、実は宇宙感があまりなく王道なムードミュージックのアレンジで構成されています。
「宇宙とは？」と疑問を抱きつつも、夢見心地になってしまうので非常に欲しい。ジャケットで精一杯の宇宙感を演出しているのもグッときます。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　

▶︎「Ilona Staller」Ilona Staller

サブスクリプションやアルバムの内容が分かる動画がありませんでした。
イロナ・スターラ1979年の作品です。
ヌルッとした雰囲気のディスコ曲が詰まった作品という印象があります。
仲間のDJさんが時々流してくれるのですが、どの曲も非常に気になり検索したところ、イロナ・スターラ自身はポルノ女優でもあり、政治活動もしている女性でした。

このヌルッとさはムードミュージックのそこはかとない香ばしさに似ている気がしているので、DJの際に是非プレイしたい1枚なんです。
Wikipediaで「彼女の作品は総じて高値」と書かれていましたが、金額関係なく確実に惹かれている自分がいます。
そしてこういった作品を含め、今年は美女ジャケ分類の枝分かれ「エロジャケ」と収録曲の関係性も探究したいと思ってます。

　　　　　

以上、今年こそは捕獲したい作品を一部だけ記しました。他にも「Want List」は沢山あるので別の機会でご紹介する事にしましょう。
そして嬉しい捕獲報告がこのコラムやSNSで出来ればと思っている次第です。