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美女ジャケハンター第50回 ムーグ+バカラック=名盤美女ジャケの爆誕!


         

私が所有している美女がジャケットに映ったレコード、通称「美女ジャケ」を
毎週捕獲(購入)した順番にご紹介しています。
今週は順番をシャッフルしてクリストファー・スコットの「Switched-On Bacharach」をご紹介します。

           

◆「Switched-On Bacharach」について

Christpher Scottの「Switched-On Bacharach」(1969年リリース)
1. The Look Of Love
2. Alfie
3. Walk On By
4. The Guy’s In Love With You
5. Wives And Lovers
6. Do You Know The Way To San Jose
7. What The World Need Now Is Love
8. I Say A Little Prayer
9. April Fools
10. What’s New Pussycat?

     

フランス出身の電子音楽の第一人者ジャン=ジャック・ペリー、アメリカの作曲家・編曲家のデイヴィッド・ジョセフ・ムラニー2人がクリストファー・スコット名義で本作品を発表。
バート・バカラックの名曲たちをムーグ・シンセサイザーでアレンジ・カヴァーされた、エレクトリック・ポップの名作です。新奇な音色と華麗な転調が織りなすラウンジーな雰囲気がありつつも、当時のテクノロジーと違和感が十二分に感じられる曲たちが詰まっています。

音がステレオ状態で飛び交う「M5. Wives And Lovers」、アップテンポのアレンジが光る「M8. I Say A Little Prayer」などに加え、モーグサウンドを最大限に活かした「M10. What’s New Pussycat」は原曲よりも雰囲気ある、ムーグの特性を生かしたスペイシー・ワルツといった趣のカヴァーに仕上がっています。

     

◆「Switched-On Bacharach」と私

↑我が家の「Switched-On Bacharach」は美女の上にレコードの後がビッチリ付いていますが、見方によっては美女の顔もキラキラしている様に見えるので意外とこのダメージが気に入っています。輝く「そばかす」みたいな?笑

ムーグシンセ作品が好きになったきっかけは、この「Switched-On Bacharach」に収録されている「M5. Wives And Lovers」です。冒頭の衝撃は今でも忘れられません。衝撃を受けた2分後には各オークション、各レコードショップのサイトを隈なく探していました笑

有名作品だからか国内で捕獲出来るサイトを幾つも発見!
その中で最安値だったのはフリマサイトで送料込み1200円でした。しかも……『値引き交渉します』と記されているではありませんか!
ダメでも他サイトで捕獲出来ると思い、1000円で値引き交渉してみました。あっさり快諾して下さり、更に100円引のクーポン券を使い900円で捕獲する事に成功しました。世の中に、まだまだ優しい世界が存在しました……大切にさせていただきます!

ジャケットもしっかりムーグ感が伝わり最高!どこかスペース・エイジ的な雰囲気もある「美女ジャケ」です。この作品を捕獲した頃はバート・バカラックへの知識と熱量がそこまでなかったのですが、今考えるとバート・バカラックの作品を比較的オンタイムで、しかも出たばかりのムーグシンセでカバーするって!?
チャレンジングでもあり、60年代の素敵を掛け合わせた『テッパン作品』なのだと興奮するばかりの筆者です。

サブスクリプションでもお聞きいただけます。
昔の宇宙モノの映画を見ている様な雰囲気があるこの作品。秋の夜長に聞きながら少しだけ現実逃避なんていかがでしょうか。年末に溜めておけない疲れを忘れる有意義な時間を過ごせる作品かもしれません。

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