ここのところ2ヶ月程寒くて、いや、本当に寒いのが死ぬほど苦手で、、
メインのPCをノートにしたのでAIにヘッドホンでベッドで作業したり、部屋の暖房設定温度は30℃+足元に赤外線ヒーターでアナログシンセいじったり。
Xにぼちぼち呟く程度、DJに関してはYottoの来日関係は全て江崎さんにやって貰いました。
体調、モチベーション、気候に左右されがちです。歳をとりました。
さて今日はDTMの二大要素
音作りと曲作り
について話したいと思います。
Xなんかを見るとどちらも、DTMerの皆さんは、とても楽しんでるなあと感じます。
最初に、音楽趣味で友達やフォロワーに聞いてもらえたりで満足、と言う方はこれからする話やイデオロギーは全く当てはまらないので
まあこんな奴もいるのか、程度に聞いて下さい。ありがとうございます。
あくまで主観でSiguiente Tecnologiaの場合ですが、結論から言うとこの二つ、ジャンルごとに、共に流行があると言う点はありつつ、どちらも楽しいのですが、どちらかに傾き過ぎてはダメなんですね。
アナログシンセは素の音にリバーブをかけるだけで美味しく頂けますし、(時間が溶ける、、)ソフトシンセは最初から数百種類のプリセットを楽しめます。便利すぎます。
それらを効率よく「選んで、」
Siguiente TecnologiaではIndie DanceやMelodic Houseを作ることが多いです。
そして、、現代の音楽シーンは毎週数百曲がリリースされ、最近の調査ではリリースしても一度も再生されない曲が沢山あるとのニュースを見ました。
せっかく作っても誰にも聞かれない、、しかし僕は、やはりそうだと思いました。
僕たちSiguiente Tecnologiaもリリースしてもほぼリスナー0時代の10年間を経て、約400曲ものデモを送り続けて、、初めて「認識」されたのです。
ここ数年で来日していたビッグアーティスト
前述のYottoやMoscomanも我々のことは知っていましたし、Moscomanはイベント中に我々の曲をかけてくれるという嬉しい気遣いまでしてくれました。
日本という極東、しかも我々は東京ですらない、有名になるためには一球入魂で何ヶ月もかけて曲作る訳にはいかず、週一度に最低2曲、3曲は送り続けてやっとチャンスを得る事が出来る。しかも、去年2月のリリースからは再びデモを送り続ける日々に戻り、、自分達でヨーロッパに遠征でもすればと思いますが、時間的にも資金的にも難しい、、
余談ですが、友達若かったら間違いなくヨーロッパ行ってたでしょ?と言われましたが多分今の色々経験した哲学のままじゃないと、自信持って曲作り出来なかっただろうなと思ってます。僕は何でもハキハキ言う文化は無理。あと、出会い本当重要ですよ。
そしてせっかくYouTubeあるので色々学びま
しょう!僕も10代でYouTubeあったら人生変わってたかも、とたまに思います、、
さてさて、
1983年に発売されたFMシンセのDX7はポリフォニックシンセとしては破格の23万円を実現し、大ヒットした一方、
音作りをするためには膨大なパラメータを小さい液晶とスライダーのみで扱わねばならず、
拡張スロットを使って職人が作った音を買う、という現代にも繋がるスタイルを構築しました。
一方、現代のアナログシンセ、モジュラー、ソ
フトシンセは非常に作りやすくなっているのも事実です。
有名なMassiveもYouTubeに上がっている1時間程度のチュートリアルでほぼマスター出来ましたし、応用でSerumなんかも大体使えるようになりました。
DXの数値のみのパラメータではできる音を想像するのが、非常に難しかったと思いますが、現代のシンセはグラフィカルでイメージもしやすい。
そして、音作りという作業をして初めてその機
材と本当に通じ合えた気分にもなれます。
僕は基本的には今持っている機材があれば、
クラブミュージックに限定はされますが、聞いている曲のこの音や、表現を再現して、というオーダーがあれば大体、出来る自信があります。
が、全く新しい物、音を作るのって難しいんです(当たり前ですが)
例えば僕たちがお世話になっているDiynamicのソロモン、彼は明らかに新しい音、表現を求めています。
彼のDJや、Diynamicのリリースを注意深く聞
くと他のレーベルとは違うんです。いつも「あー、なるほど、そう言う音の使い方ね!」
となり、抜群にかっこいいんですよね。
僕は才能とは突き抜けるものである一方、
バランス、按分出来る能力もまたあると思います。色々試して気付いたのは、音作りも曲作りもマニアックになりすぎない方がいいと言うことかもしれません。
しかし、ここ最近、音作りに関しては自分味が良い意味で分からない。機材が優秀なんですね。道具って大事だと思います。色々意見はあると思いますが、僕は初心者こそ機材はある程度のお金をかけるべきだと思います。
才能は買え!
あと、下に見るとかは全くなく、アマチュア的なマニアックさって楽しいんですよね。多分それが1番楽しい、生き甲斐とも言えます。
でも、僕はプロで居続けたいので流行は見ますし、予想しますし、色々挑戦します。
売れてるプロデューサーでも作品は(意図的にかもですが、)良くも悪くも保守的、挑戦してないな、と感じます。僕は去年の2月のリリース同様、出来れば挑戦して、より認められたいです。
長くなりましたが次回はDJのこと話しますね。
お付き合いありがとうございました!