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美女ジャケハンター第26回 独特すぎる…英国産「絡まり美女」ジャケ


      

私が所有している美女がジャケットに映ったレコード、通称「美女ジャケ」を
毎週捕獲(購入)した順番にご紹介しています。今回はオムニバス作品「House Of Loungecore: The Easy Project II」をご紹介します。

                  

              

◆「House Of Loungecore: The Easy Project II」について

「House Of Loungecore: The Easy Project II」(1996年リリース)

1. Fear Is The Key – Budd, Roy Orchestra
2. Out Of This World – Hatch, Tony
3. Funko – Saint Orchestra
4. West End – Johnson, Laurie
5. Mr Rose – Budd, Roy
6. Sportsnight – Hatch, Tony Orchestra
7. Pinball Wizard – Roche, Harry Constellation
8. Wana Nana Wana Nana – Schroeder, John Orchestra
9. Turnpike Lane – Moore, Pete Orchestra/Chorus
10. Love Today Cry Tomorrow – Stapleton, Cyril
11. Man Alive – Hatch, Tony Sound
12. Blue Streak – Allen, Jerry Trio
13. Sleep Walk – Killer Watts
14. Virgin Soldiers March – Schroeder, John Orchestra
15. Le Blon – City Of Westminster String Band
16. Colditz March – Ainsworth, Alyn Orchestra
17. Peter Popgunn – Schroeder, John Orchestra
18. Limehouse – Johnson, Laurie Orchestra
19. London Life – Harris, Anita
20. Bird Has Flown – Schroeder, John Orchestra
21. Car Chase – Budd, Roy Orchestra
22. We Can Work It Out/Hey Jude – Killer Watts

        

1989年に設立された英国のリイシュー・レーベル「Sequel Records」からリリースされたオムニバスアルバムの第2弾です。1960年代〜1970年代のイギリスの映画やテレビのサウンドトラックやThe WhoやThe Beatlesのカバーなどが収録されています。

裏面の解説を翻訳検索したのですが、何度試しても翻訳が難しく

「ラウンジ」はキッチュな観点だけではない。イギリスはピストルズが日の目を浴びていて、ラウンジ愛好家は「101 Strings Orchestra」バージョンを熱心に聞いている状況。昔のラウンジミュージックを今こそ楽しもう!

と、まぁ上記のような内容だと感じました(ニュアンスが違う気もしますが……)
おそらく、60年代〜70年前半の「イギリスラウンジミュージック」の素晴らしさをリバイバル提唱する作品なのかもしれません。

       

        

◆「House Of Loungecore: The Easy Project II」と私

↑我が家の「House Of Loungecore」は状態も良好!ジャケットの鮮やかさも健在です。

先週のマーティン・デニー同様、故郷のレコード市で発見した1枚です。
何故か美女2人が男性に絡まりあっている謎なシチュエーションですが、確実に「ラウンジ臭」はプンプンするジャケットじゃないですか笑
オムニバスだし、2LPで沢山曲数も入っているので、1曲ぐらいは好きだろうと思い捕獲しました。600円程でした。

よく分からず聞いていましたが雰囲気120点!ムーグやスペース・エイジ的な曲も収録されているし、The Beatlesのカバーまで入っているじゃないですか!
いつだったかThe Beatlesの曲しか流せないDJパーティに参加した際は役に立ちました。少々マニアックなDJパーティにも時々参加しています笑

そうそう、聴きながらジャケットを愛でている時に気付いてしまったのです……この作品がVol.2だと。Vol.2があるという事はこの世の中にVol.1があるんですよ。
しまった!無駄に捕獲対象が広がってしまったじゃないか……即、Vol.1を確認。恐るべし我が収集癖。早々に捕獲済なので次回はVol.1についてご紹介します。

Spotifyでも収録曲をお聞きいただけます。
60年代〜70年代前半のイギリスでは、いかにゴージャスなオーケストレーションでお洒落なラウンジミュージックが作られ、テレビや映画で流れていたか。
一部聞けない曲もありますが、充分に素晴らしさを体験出来ると思います。

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