趣味の映画と音楽コレクションから名盤・レア盤などご紹介している、AOR篇の2回目をご案内します。こちらも参考にしていただければ幸いです。
2回目のテーマは、聴き心地のいい『AOR』です。前回の章では、AORをどんな場所や、どんな時刻にあわせて聴くことをお薦めしましたが、今回は、これからの季節にピタリとハマる2枚のアルバムをご紹介しますね。
「Sleeping Gypsy」 Michael Franks 1977
1枚目は、AORの大御所、マイケル・フランクスのアルバムをご紹介します。代表曲の”Antonio’s Song”(邦題:アントニオの歌)が収録されたこのアルバムは、もう50年近く前の盤ですが、珠玉の詰まった名盤として、いまでも受け継がれています。

マイケル・フランクスは、この前後年のアルバムもとてもいいのでどちらか迷いましたが、今回は敢えてこのアルバムを選びました。
ボサノバを囁くように歌うマイケルのシルキーヴォイスは、晴れた昼下がりの、気だるい時刻に自宅やカフェでくつろぎながら聴くととてもリラックスできますよ。
前述の、『アントニオの歌』ほか、『淑女の想い』、ラストの『はるかなるブラジルの地』と珠玉の名曲が揃っています。また、参加ミュージシャンも豪華なメンバーで構成されている贅沢なアルバムです。
「Italian Graffiti」Nick DeCaro 1974
2枚目に紹介するのは、ニック・デカロの、『イタリアングラフティ』です。前出のマイケル・フランクスもそうですが、こちらも1970年代を代表するAORの名盤として受け継がれています。
山下達郎氏ほか、シティポップスの大御所達が絶賛するこのアルバムは、すべて有名アーティストのカバー曲で構成されています。
アルバムジャケットの印象からは想像できないのですが、ニック・デカロの声はとてもソフトで、収録楽曲をやさしく歌い上げています。こちらもマイケル・フランクス同様、とても癒されます。

そして、極めつけはこのジャンルの大御所プロデューサー、トミー・リピューマが制作を担当しているのも人気に繋がっている理由のひとつです。
このアルバムタイトルとジャケットの候補は他になかったのかな?なんて当時はいろいろ考えちゃいました(笑)
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