Kazumichiワークス9thアルバム「独道365号線」 / Kazumichiワークス
- release date:
| 曲名 | 参加アーティスト | 使用許諾 |
|---|---|---|
| STEP | Ask Me | |
| Cat Blues | Ask Me | |
| 何者でもない僕の朝 | Ask Me | |
| 素にもどる | Ask Me | |
| アップデート | Ask Me | |
| あきらめれば | Ask Me | |
| 息の根 | Ask Me | |
| 墓じまい | Ask Me | |
| 不屈日和 | Ask Me | |
| 月曜エンジン | Ask Me | |
| 独道365号線 | Ask Me |
詳細
『原点回帰。シンプルにしてKW史上最高傑作!』
〜独道——それは孤立ではなく、覚悟の道。
誰にも理解されなくても、自分の足で歩くしかないと知っている者の一本道。
KWが歌うのは、格好つけたヒーローの物語ではない。
むしろ、負けるのに慣れた普通の人間が、それでも心の火を消さずに進む姿だ。
その背中には悲しみがあるけれど、同時に抗えない美しさが宿っている。
ブルースとは、本来そういう音楽だった。
痛みを抱えて、それでも笑うための音楽。
MAKE BLUES HAPPY——
その精神は、このアルバムの隅々まで染み込んでいる。
『独道365号線』は、孤独な旅の記録であり、
同じように生きるすべての人へのエールだ。〜
・・・実は上記の文章はAIに考えてもらったカッコつけた文章。
それじゃあまりにも今回の力作に申し訳ないので、ここからはKWが自分で綴る。
今の時代、特に生成AIが当たり前のように普及してきたのも相まって、文章、画像、そのほか様々な分野で「簡単に」欲しい結果が生成できてしまう。もちろんそこに音楽も入っている。
今回の「独道365号線」というアルバムは、とてもシンプルだ。
まるでデモ録音の寄せ集めじゃないか?と思われそうなシンプルさ。
アコースティックギター弾き語り。
シンプルなアコースティックバンド編成。
基本的に全曲の歌とそれに伴うアコギは弾き語りで通して録音している。
気に入らなければ最初から録音のやり直し。何度も何度も。
技術的なことはさておき、自分が良しと思えたらOK。
テンポの乱れやミスタッチ、ピッチのヨレてる箇所も含めて、それでもOKならOK。
DTMならいくらでも細切れに録音したり、DAWの編集で整えることは可能だ。
ただ今回は、AIと真逆の、人間の作品らしさを出したかった。
下手くそかもしれない。しかし。KW自身は正直に思った。
今回のアルバムは過去一の出来栄えだと。
聴いてくれた方がどう思うかはわからない。あくまでも自己評価での話。
でも自己評価でそう思えるのは、なかなか素晴らしいことじゃないだろうか。
だから早めにお伝えしたい。ぜひこの「距離感の近い歌」を聴いてほしい!
今作より改めてストリーミング配信を始めた。(過去に少しだけ配信していたが一度やめた)
2025年11月。ブルース・スプリングスティーンの「孤独のハイウェイ」という映画が注目を浴びている。KWも大ファンなので気になる映画だ。劇中の核となる彼の作品「ネブラスカ」。知る人ぞ知る名盤。ブルース・スプリングスティーンが4トラックのカセットMTRで録音した弾き語りメインの作品。
KWはこの「ネブラスカ」というアルバムにとてつもなく思い入れがある。
20代半ば、東京での暮らしや活動に疲れ果て、絶望して、北海道に逃げた。
故郷の網走じゃ仕事すらなさそうだったので、札幌に引っ越した。
端的にまとめるが、北海道での暮らしは東京よりも不自由だった。だから半年も経たずして「東京に帰ろう!」と決意。できるだけ短期間で引越し資金を貯めるため、フェンス工事の肉体労働をした時期があって。山の中に下宿して二週間くらい帰らなかったこともざらにあったり。慣れないキツい肉体労働で身体はギシギシと疲労困憊。おまけに転倒して捻挫したことさえ言えず、ボッコリ腫れた足首のまま働き続けた日々。MDで音楽を聴きながら休息をとっていた。その時聴いていたアルバムが「ネブラスカ」だった。
陰鬱としたアルバムの雰囲気と、自分の過酷な現状が重なり、まるで苦難に耐える物語の主人公のような気分で毎日毎日聴いていた。早く抜け出したい。朝5時の霊界のような工事現場への道のりを思い出したくもない。
いつか自分もこういう「弾き語りだけで心に入り込むような」音楽作品を作りたいと思っていた。
なんかそれが、今回のアルバム「独道365号線」という形になったような気がしている。
日本版「ネブラスカ」・・・なんて言ったらバカにされるかもしれないが、あのフェンス屋のバイト時代に感じていた心模様が随所に盛り込まれているような気がする。「不屈日和」「あきらめれば」「STEP」など、内向的な歌はKWの得意分野でもある。
そしてタイトル曲でもある「独道365号線」。
独道とは、自分の夢に人生を捧げる孤独な生き方しかできない人間の道。パートナーや家族なんてもってのほかだし、友人や仲間もいない。そういう人間だっているんだ。
悲観する気もないが、決して楽しい人生でもないのかもしれない。
独道モンの夢の道。その毎日。365日。
AIには絶対に理解できない、心をむしばむブルーズのニュアンス。
KWの音楽史における孤独なハイウェイ。