関西を中心にDJしてます激です。今回もDJについて書いていきます!
さて、皆さんは何を使ってDJをしてますでしょうか?
mp3楽曲データをCDJに入れてでしょうか?
それとも、コントローラー、或いはミキサーとPCを連携させてやっているでしょうか?
もしくは職人気質にレコード(Vinyl )Onlyなスタイルの方も多いでしょう。
しかし、だからこそ、あえてこの時代に、7inch レコードを始めるのをおすすめします!!
カメラもアナログが流行ってますし、DJもアナログ、それも7inchでバシッと決めましょう!
7inchレコードとは

一般的にドーナッツ盤と呼ばれるものが多い、12inchに比べて小さいレコードです。

収録時間が少ないので、サビまでの展開が短いことと、そもそもの収録曲が少なく、A面1曲、B面1曲という形態のものが多いです。
なぜ7inchレコードでのDJなのか
ずばり、楽しさ!!
楽しい、これにつきます。
7inchというと、言わずもがなのDJ KOCO氏ですが、みんながみんなスクラッチやジャグリングばりばりするかというとそうではありません。
しかし、何をするにも12inchレコードよりも難易度があがります。
難易度の上がる理由としては、センターホール(盤面の真ん中にでかい穴)があるので、レコード操作による針跳びが多くなり、頭出しの時点で難しかったりしますが、その難易度が良いんです。
そう、この難易度があるからこそ、スリルを感じることができます。
7inchレコードでのDJは、自分はスケボーやスノボー、BMX、Break danceなどの所謂エクストリームスポーツに通じるものがあります。なので、まず7inchオンリーで、来てくれた時点ですごいシンパシーがあります。
ただでさえジャグリングなども難しくなっているので、上手くトリックを決めると、スケボーでのトリックをMakeしたかのような、見てる側とやっている側とでも一緒に喜びを感じることができるのはとくに7inchならではかなと思います。
ジャグリングしなくても、普通にミックスするのにも難しいし、ロングミックスをキメられると、もう拍手ですよ!
やっぱり難しいことにあえてチャレンジすることで、ひらめきや周りにスリルも伝わって、普通にDJするよりももう一味違うものを感じられると思います。
難易度が高い、とはいえコツはありまして。
針圧もめちゃくちゃ重くしなくても良いですが、きっちり調整はしましょう。相性の良いスリップマット(必ずしも7inch専用のものじゃなくてもいいです。しっかり滑りやすいものを)もあればなおよしです。たぶん12inchでのテクニックと一緒ですが、レコードに触れる手をなるべく軽く水平に動かすことができると、比較的飛びにくいです。
実は今っぽい
7inchでの、時代錯誤と思われそうなデバイスでどうして今っぽいのか。
Spotifyやtiktokに代表されるように、ストリーミングや、ショート動画が増えた今、楽曲の短さってどうなってます?短く、展開が早いですよね?
そう、その短くて展開を早くしないといけない、と言う点については7inchレコードでのDJの共通点です!
実際、古い音源を使ってのDJですが、選曲も注意してましたけど、若い人がどんどん前のめりで聴いてくれるような現場も多いので、選曲だけではなく、この展開の早さが良いのだと思います。
コンパクトである
あと小さいのが良いですね。12inchと比べて半分ほどのサイズと重量なので、ほんとに持ち運びに便利です。これはかなり重要です。
自分の先輩で腰を痛めたからという理由で7inchオンリーにした人がいますが、ほんと12inchと比べると格段に楽です。
レコード音圧問題
実はレコードは、かける盤によって、音の太さが変わります。これは一曲あたりのビニールの量や、針を通す溝の深さなど関係してきます。アルバム盤と、片面一曲しか入っていないレコードとを聴き比べると一目瞭然でしょう。音の太さは家で聞く分にはそこまで気にならないですが、クラブやDJバーなど、そこそこ以上の音量を出すところだと、急にカスッカスな印象を持たれがちなので注意が必要です。
その点、7inchはもう片面一曲、のものばかりなので、かなり安定します。
これはもうほんとに驚きました。ほんとに安定します。
デメリット
これだけ楽しい7inchレコードですが、デメリットもあります。
やはり難しさ
難しいのは難しい!これは仕方ないです。
7inch盤が存在するかどうか
まずDJでかけたい曲が7inchであるかどうかも重要です。7inchはアルバムのタイトル曲や人気曲でリリースされることが多いです。昔のジュークボックスでかかるようにリリースされているものがあるくらいなので、ある意味ベタな曲のリリースが多いです。ジャンルで言うと、90年代に入るまでのロックやポップス、レゲェやソウルなどが多く集めやすいので、そういうジャンル中心になりやすいと思います。
一方で、ハウスやその他のクラブミュージックもリリースされているものもあるので、DJで使用すると、
「この曲も7inchで持っていたのかーーーー!」
と7inchフリークが集まってきがちです。
このコレクター的な要素も7inchは高く面白いですね。
7inchレコードでのDJをやるようになったきっかけ
自分の経歴を少し書きますと、当初10年目くらいまではRARE GROOVEやSOULなどの曲を完全にVinyl Onlyスタイルでやっており、それがかっこいいと思ってました。やはり新譜がかけられないのと、なかなか理解されにくい音楽をやっていたのと、時代の流れに乗ってないのもあり、新しいことしないとと思いPCでのDJを導入しました。そのうちにPCは荷物が多くなるのと、セッティングがややこしいので、USBによるCDJがメインに移ってきました。そのタイミングでBass Musicなども行うようになってます。
そうこうしてるうちに、神戸のDJで、Yoshi a.k.a. Vinyl Catという方より
「激くんも、7inch Onlyでやればええやん」
とさらっと言われました。
なるほど、7inchはたくさんあるけどそれだけでやったことはない。モノは試しとやってみたところ、これは面白い!!
展開が早いのと、曲も短いのでテンポよくいかないといけないところなど自分にマッチしていると感じました。
それまでデータで、レコードに比べて格安(当時は1曲150円ほど、今は250円くらい)なのと、ネットさえあればすぐにダウンロードして使えると言う『無限性』に魅力を感じましたが、そこから対局にあたる7inchでのDJをしたことにより、「あるものでなんとかする」「まず7inchでのリリースがあるかどうかから勝負が始まる」という、有限性の中のクリエイティビティにすごく魅力を感じました。これは楽しい!
気が付くと、元々自分がDJを始めたSOULなどに近いDJが主軸になっているので、それもまた現展回帰なところも感じ、またそのDJが皆に受け入れられているのもうれしいですね、
もちろん、DJとしてはしんどい部類なので、一般の方が多いような案件でのDJには向いていないものですが、単純にDJとしてはやってて面白いし、見た目も良いのでかなりおすすめします!
自分はフードフェスなどの案件はUSBで、ガチのDJは7inchでと使い分けることが多いです。
なかなか難易度が高いものではあると思いますが、できると12inch以上にゲーム性の高いデバイスですので超おすすめです!
是非挑戦してみてください!
おまけに自分の7inch オンリーの動画です。
このようにロングミックスもできます。
このようなDISCOをHOUSE的に繋いだMIXを新しくリリースしております。もちろん7inchのみで一発録音!こちらもご興味持っていただけましたら!