
sonoを使ってくださっているアーティストやDJの皆さんへのインタビュー企画、「激DJに訊く!稼げるDJ・呼ばれるDJになるためのメソッド」と題して、シリーズでお届けしています!
激さんにはインタビューにてnoteのマガジン「激DJ 構築の戦略」誕生秘話や、激さんが考える「DJ論」について、色々とお話を伺いました。
シリーズ最終回となる第5回目のメインテーマは「DJの営業について」。DJとして出演するオファーを獲得するためにはどのようなことをすれば良いのでしょうか?これからDJとして活躍したい方々に向けて、激さんご自身の体験に基づいた内容を語ってくださいました。
前回の記事:
DJとして必要な営業力・マネージメント力
Mimy(以下 M):noteの記事の中では「営業をする」ということに関する話もありましたね。

やっぱり現場に出て場数をこなすためには、出演させてもらえるように自分で持っていく「アグレッシブさ」が大事なのかなと、マガジンを読んで感じました。
激(以下 G):「どこを目指したいか」で変わってきますよね。
もちろん「ほどほどに出来れば良いや」「皆んなで楽しめたらそれで良いよ」という人もいれば、「WOMBでやりたい!フェスでやりたい!とにかくやりたい!」という人もいます。
「ほどほどにやれたらそれで良い」という人は、もう特に何もしなくていいと思うんですよ。
でも、いわゆる「売れたい!もっと大きい現場でやりたい!」という人は、やっぱり自分自身をいかに「プロモーション」していくか・「マネージメント」していくかという部分が重要になる。
その方法も、今はたくさんあるじゃないですか。SNSにしてもTikTokにしてもInstagramにしても。
自分のDJで打ち出すのも良いし、容姿に自信があるのであればビジュアルを打ち出しても良いと思うんですよ。僕は職人みたいなところがあるし見た目もそんなに良くないからDJで打ち出していますが。
あとは、オファーを獲得するのに必ずしも現場に行く必要はないけれど、現場に行ったほうが話は早いかな。
もし現場に行くのが大変だというのであれば、例えばイメージ・ムービーを作るなど、他にも出来ることがあると思います。ミックスをめちゃくちゃ出すとか。
G:自分がやりたいことを口に出すのは大切ですが、ただ「やりたいやりたい!」って言うのではなく、「何をやってるか」と「誰に届けたいか」を考えて行動に移さないと、何も起こりません。
ちゃんとプロモーション用のミックスを出すとか、YouTubeで動画をアップするなど、今出来ることには何があるのかを考えて実際に行動したほうが良いですね。
「DJでめちゃくちゃ売れたい」というタイプの人で「全然オファーがない」という場合、そのくらいのことを何もしてないのであれば、それはもう単純に「努力不足」です。
M:なるほど。
G:やっぱり努力しないと、気付いてほしい人にも気付いてもらえない。
僕もサラリーマンだし、皆んなそれぞれ仕事しながらで限界はあるかもしれません。
でも、自分の好きなことなら力を注げるだろうし、お金もかからないので。
やれることをやったほうがいいと思いますね。
「激DJ 構築の戦略」と今後の展望
G:そう!今ね、noteのプロジェクト走らせようと思ってて。ひとつは「楽曲レコメンド」。
一時期は休んでたんですけど、また復活させました。

M:良いですね!
G:クロスオーバーは全然流行らないんですけど、楽曲のシェアっていうのが全然出来てなくて・・・というのもあるし、僕が好きな曲って結局こういうジャンルなので、その辺をちゃんと説明出来たらいいなって思って。
みんなが知っている「情報」と「深掘りした内容」と「自分の感性」をどう入れていくかについて、自分が主にDJするジャンルやBPMなど「DJ的な目線」を入れて、このnoteでは伝えていこうと思います。
それから、最近また真面目にやり出したのが「ライブ録音」です。
DJ中の音って、iPhoneで結構綺麗に録れるんですよ!そうして録ったものを振り返る記事も書いています。

M:SHIMA SHUN君のイベントのときの解説ですね。
G:そうそう、「ESSEENCE ACID」のゲストで呼ばれた時の記事です。
そして「激DJの構築と戦略」のマガジンのほうは、最終的にはZINEにしたいと考えています。
M:1冊にまとめるということですね?
G:そうです、フィジカルで。
M:クラブやお店でも販売されるご予定ですか?
G:そうです。多分、MIX CDより売れそうかもしれない。CDだと「聴くための機械を持っていない」とか、「PCにCDを入れるスロットがない」とか言われるような状況なので(笑)
M:確かにそうかもしれないですね(笑)
G:そう考えるとCDより売れやすいな、と。
M:ZINEになったタイミングで、またお話お伺い出来れば嬉しいです。
G:そうですね、そうなってくるとアレだな、「激20周年」だな。
M:20周年ですか!
G:39歳で20周年になるんですよ。もう間もなくだから、そのnoteを持って全国売り歩く・・・っていうのも良いかな、と(笑)
M:なるほど(笑)
では、その機会にまたsonoでお話を伺わせて下さい!
G:是非とも是非とも!
お知らせ
激さんがsonoでコラムの執筆を担当してくれるようになりました!
不定期で発信してくださるので、こちらも是非お楽しみに!!
そして、激さんのnote「激DJ 構築の戦略」(全17本)はこちらから全てご購読いただけます☆
