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音のまにまに 第5回 Vince Guaraldi

みなさま、こんにちは。のまにです。今回はアーティスト紹介の回です。

ヴィンス・グァラルディ(ガラルディ)をご紹介します。

まずは一曲。

Linus and Lucy

画像を見ていただいてわかるように、ピーナッツ(スヌーピー)に関係しています。

ヴィンスさんは、ピーナッツのアニメーションの劇伴(サウンドトラック)を担当したことで私に見つけられました(笑)…ではなく、今はそのことで世間に広く認知されているようです。

そんな彼はピーナッツ以前にヒット曲を出しています。

Cast your fate to the wind

1962年のアメリカチャートの22位になっています。

この曲をピーナッツのアニメ制作の関係者である、Lee Mendelsonがラジオで聞いてサウンドトラックの話につながったようです。

それではそのピーナッツのテレビアニメーションのサントラから何曲かご紹介です。

Skating
Christmas time is here (Vocal) いつ聞いても癒されます。
The great pumpkin waltz
Surfin’ Snoopy

さて、ここからは彼が録音したレコードからレコード会社別におすすめの曲をご紹介します。

Fantasy

A flower is a lovesome thing Billy Strayhornのカバー。
Star song ギターはBola Sete
Mr. Lucky マンシーニのカバー
Ginza Samba 日本の銀座のことでしょうか?
Theme to grace
Adore Devote (I Humbly I Adore Thee) 上の曲と同じアルバムから

Warner Bros.-Seven Arts

Red Baron
Great pumpkin waltz (別バージョン)
Detained In San Ysidro
Watch What Happens [from The Umbrellas Of Cherbourg]

CBS

Snoopy On Ice (Alt) – A Boy Named Charlie Brown Soundtrack こちらは映画版より

今回持っているCDのライナーノートから何となく知った(英語なので…)のですが、ピーナッツのサントラも出しているFantasyという会社と契約関係で問題があったようです。そのことは特に関係ないはずですがヴィンスさんは1976年にheart attack で亡くなっています。契約問題で音楽活動にブランクがあったようなので、ファンとしてはFantasyという会社に嫌悪を感じました。私は彼のクリスマスアルバムがとても好きなので悲しい限りです。

と、悲しい感じに終わりそうなのですが、ここ1~2年のファンとしてうれしいニュースで締めくくろうと思います!ピーナッツの彼が音楽を担当したアニメーションスペシャルは何度か作られているのですが、そのサントラがなんと、50年以上も経ってからCD、配信、レコードで聞けるようになったのです!祝!めでたい!ありがとう、Lee Mendelson Film Productions!たぶんアナログ、CDはあるうちだけの販売になるかもしれないのでお早めにどうぞ!

It was A Short Summer, Charlie Brown
A Charlie Brown Thanksgiving
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