私が所有している美女がジャケットに映ったレコード、通称「美女ジャケ」を
毎週捕獲(購入)した順番にご紹介しています。今週はレス・バクスターの「BORA BORA」をご紹介します。
◆「BORA BORA」について
LES BAXTERの「BORA BORA」(1970年リリース)
1. Bora Bora (Main Title Theme)
2. Coral Cliffs
3. Star Dreams
4. Amber Skin
5. Papaya
6. Emerald Sea
7. Dock Of Papaete
8. White Sands
9. Schooner
10. Trade WInds
11. Time And Pleasure
1968年のイタリア映画『Bora Bora (南海のフリーセックス)』の、米国キャスト版サウンドトラックです。オリジナルは映画音楽作家ピエロ・ピッチオーニが手掛けていますが本作はレス・バクスターによるもので、ジャジーかつレス・バクスターが得意とするエキゾチックなサウンドが楽しめます。
優雅なストリングスから手数の多いリズムへと盛り上がる「M1. Bora Bora (Main Title Theme)」や、ジャズボッサな「M3. Star Dreams」「M4. Amber Skin」、アタック強めのラテンジャズ「M7. Dock Of Papaete」にクールなジャズサンバの「M11. Time And Pleasure」など、聞きどころ満載な1枚です。
◆「BORA BORA」と私
↑我が家の「BORA BORA」は角に少々ダメージがあるものの、美女がしっかり拝めるのでこれ以上傷まないよう大切に取り扱っています。
幾つもサウンドトラックを担当するレス・バクスターですが、ラジオで紹介されていたこのアルバムの「M1. Bora Bora (Main Title Theme)」に一目惚れならぬ一耳惚れしてしまいました。
サブスクリプションで検索しましたがヒットせず、ラジオで紹介されていない楽曲がどういうものか聞きたくてたまらなくなり、すぐに探し始めます。
通販サイトで発見しましたが、ジャケットの状態がVG以下だったので一旦保留する事に。他のサイトなども探しましたが国内で捕獲出来るお店もなく、質より好奇心が勝ってしまい最初に発見した通販サイトでレコードを捕獲しました。届いた品を確認すると、許容範囲内のダメージだったのでホッとしましたが、念のため取扱には細心の注意を払っています。
ちなみに映画自体は見た事がないですが、あらすじを確認するとなかなか過激な内容でした。ジャケットの状態と映画の内容、二つの意味で「取扱注意」な作品だと勝手に感じています笑
こちらはピエロ・ピッチオーニバージョンです。
レス・バクスター作品よりキャッチーで分かりやすい曲が多く収録されている印象です。レス・バクスターver.のサントラはストリングスが全体的に散りばめられているので、「性」を描いた映画ですが荒々しさはなく、全体を優雅に演出しているのではないかと感じました。
先程も記載した通りサブスクリプションにはありません。
Youtubeで何曲か試聴可能ですので、この夏ぴったりなエキゾチック・ジャズを是非聞いてみて下さい。