私が所有している美女がジャケットに映ったレコード、通称「美女ジャケ」を
毎週捕獲(購入)した順番にご紹介しています。今週はマーティン・デニーの「Exotica II」をご紹介します。
◆「Exotica II」について
MARTIN DENNYの「Exotica II」(1958年リリース)
1. Soshu Night Serenade
2. Island Of Dreams
3. Japanese Farewell Song (Sayonara)
4. Singing Bamboos
5. The Queen Chant (E Lili Ua E)
6. Wedding Song (Ke Kali Ne Au)
7. Escales
8. When First I Love
9. August Bells
10. Bacoa
11. Ebb Tide
12. Rush Hour In Hong Kong
前作を踏襲しつつ、さらに「エキゾチック感」が増したセカンド・アルバムです。最初の「Exotica」のわずか数週間後にリリースされています。
前作の流れを汲みながらも、細野晴臣も取り上げた”Japanese Farewell Song (Sayonara)”や”Soshu Night Serenade”に代表されるようなオリエンタルな楽曲から、南米の香りを感じさせる”Ebb Tide”、西アジアやポリネシアを感じさせる楽曲が入り混じっています。
マーティン・デニー作品のクレジットにはほとんど名前が挙がらなかったですが、アーサー・ライマンの有能な代役として十分に優れたジュリアス・ウェヒターの真の才能を初めて示した作品でもあります。
◆「Exotica II」と私
↑こちらの作品も再発盤を捕獲しているので、前作以上にエクゾチックなサンディ・ワーナーがはっきり拝めます。
前作の「Exotica」と似た時期に通販で捕獲した作品です。
マーティン・デニー作品の再発盤が祭りの如く、これでもか!とリリースされた頃だったので比較的簡単に捕獲出来ました。
最初は謳っていた「TROPICAL GREEN COLOR」のレコードで「M2.Island Of Dreams」や「M7. Escales」を聞いている時間にうっとりしていましたが、DJを始めると溝が非常に見にくいじゃないですか……特に酔っ払ってDJしている時は曲が合わせられなくてげんなりします苦笑
外での撮影なのか、前作以上にエキゾチック感漂うジャケットです。
黒のアイラインでしっかり目尻まで線を入れるとエキゾチック感が出ます。ディズニーのアラジンに登場するジャスミンを思い出しても同じ事が言えますね。美女ジャケはその時代ならではのファッションを愛でる楽しさがありますが、メイクもまた「ジャケ買い」をする際のヒントになったりたりと、愛でる楽しみがあります。
ビブラフォンが美しい曲が収録されていたりと、この夏を涼しくする楽曲が詰まっています。暑い時は是非Spotifyで聞いてみて下さい。ヘッドホンやイヤホンなど耳元で聞いても最高ですが、BGMとして流すと空間全体が涼しくなるような気がします。