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私が所有している美女がジャケットに映ったレコード、通称「美女ジャケ」を
毎週捕獲(購入)した順番にご紹介しています。今回は先週ご紹介したコンピレーション作品の第一弾である「The Easy Project – 20 Loungecore Favourites」についてご紹介します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　

◆「The Easy Project – 20 Loungecore Favourites」について

　　　　　

「The Easy Project – 20 Loungecore Favourites」(1995年リリース)

1. Laurie Johnson / The Shake
2. The Ray McVay Sound / Kinda Kinky
3. Sounds Orchestral / Mas Que Nada
4. Johnny Hawksworth / Lunar Walk
5. Alan Tew / Walk On The Wildside
6. Johnny Hawksworth / It’s Murder
7. John Keating / Theme From San Benedict
8. Synthesonic Sounds / House Of The Rising Sun
9. Paraffin Jack Flash LTD / Blue ‘N’ Groovy
10. John Keating / The Clown
11. Laurie Johnson / Echo Four Two
12. John Shakespeare Orchestra / Mucho Mexico Seven-O
13. Les Reed / High Society
14. The Eliminators / Staccato
15. Alan Tew / Ironside
16. John Keating / Getaway
17. Synthesonic Sounds / Superfly
18. The Ray McVay Sound / Revenge
19. John Schroeder / But She Ran The Other Way
20. The Harry Roche Constellation / Spiral

　　　　　　　　

1989年に設立された英国のリイシュー・レーベル「Sequel Records」からリリースされたラウンジ・コンピレーション・アルバムの第1弾です。
ダンス系・激しめ・テンション高め！テンポの速いインスト曲で構成された作品です。キンクスやカーティス・メイフィールドのカバー曲なども収録されていて、どれも明るく丁寧に作られたサウンドが特徴的です。

　　　　　　　　

◆「The Easy Project – 20 Loungecore Favourites」と私

↑我が家の「20 Loungecore Favourites」も状態良好！ジャケットの艶が踊ってる美女を更に美しくしております。

先週ご紹介した「House Of Loungecore: The Easy Project II」にVol.1がある事に気付き、調べた所オークションに出品されているのを発見。速攻で落札しました。さすがに600円とはいかず、送料込みで1980円でした……。

時にオーケストレーションが激しく、ホーン隊がメインな曲では少々荒ぶれて聞こえるアプローチも収録されている、いわゆる「ノリノリLOUNGE」が詰まった作品という印象です。
これ程ジャケットと収録曲に差異がない作品も珍しいかと思います。

荒ぶる楽曲を聞いていると、過去にご紹介したメキシコの作曲家エスキヴェルを思い出しますが決定的な違いがあります。オーケストレーションの「立体感」です。

様々なアーティストの作品が収録されているので、コンピレーションアルバムを作る際に徹底してリマスターしているのかと思いましたが、真相はよく分かりません。
とにかく私が持っている1960年代〜1970年代のレコードよりも臨場感と言うと大袈裟ですが、音に立体さを感じました。音圧も高い気がします。
曲をカバーしたアーティスト、コンピレーションアルバムに関わったエンジニア、両者が楽曲を大切に作り上げていったサウンドが楽しめる1枚です。

アルバム全曲お聞きいただけるサブスクリプションやYoutubeはありませんでしたが、オーケストレーションの立体さや、エレキギターとハモンドオルガンが織り成すお色気ムンムンなアプローチは上記Youtubeでも充分お楽しみいただけます。